ブログの記事を更新した時、インデックスを早くしてもらうためにサーチコンソールでサイトマップを送信しますが、ステータスが「成功しました」なのに検出されたURLが0件になり困りました。サイトマップはプラグインで作成されているし、理由がわからないので色々調べたところある方法で解決することができました。
そもそも、サーチコンソールの「新しいサイトマップの追加」の空欄に「sitemap.xml」と入力してエンターを押すとサイトマップが送信されるのが一般的ですが、記述するファイル名はそれぞれのワードプレスの設定状況によって異なるようです。
実際、私のサイトでは他のサイトでは上記の方法で正常にサイトマップが送信され、検出URLもサイトマップ開いて確認したのと同じ件数になっていますが、特定のサイトだけどうしても検出URLが0件のままで解決されませんでした。
更新した記事がほとんどインデックスされないこと関係あるかもしれないと考え、この問題を第一に解決することにしました。
「成功しました 検出されたURL 0件」 の実際の画面は下記の画像のようになります。
これを見ると、「sitemap.xml」という名前のファイルは存在するけれど、中身が0件という意味なのかと考えそうですが、実際にプラグインの「all in one seo」でサイトマップファイルの中身を確認すると、きちんとURLが表示されていることが確認できました。
ワードプレスの管理画面から、All in One SEO⇒サイトマップを開く
の順番に辿れば簡単に中身を確認することができました。
「google xml sitemap」による確認方法はここでは省略します。
ということは、サイトマップファイルも存在するし、中身もちゃんと存在するというわけです。
ではなぜサーチコンソールで送信した時に0件というメッセージが表示されるのでしょうか?
残念ながら知識不足で原因の究明には至りませんでしたが、幸いある方法でこの問題を解決することができました。
サイトマップのURLを個別で入力して送信する方法
下記の画像の赤枠で囲った部分のURLを直接個別に入力して送信します。
上の画像を見ると、サイトマップが4種類に分かれて管理されていることが確認できます。
https://zensen.jp/addl-sitemap.xml https://zensen.jp/post-sitemap.xml https://zensen.jp/page-sitemap.xml https://zensen.jp/category-sitemap.xml |
これら4種類のURLのドメイン名から後ろの部分をサーチコンソールの「新しいサイトマップの追加」の空欄に1件づつ入力してエンターを押す作業を4回繰り返します。
成功するとステータスが「成功しました」となり、検出されたURLが0件ではなく実際に存在するファイルの件数と同じになることが確認できます。
上の4段は個別に送信して認識された結果が表示されたものです。
一番下の段は「sitemap.xml」と直接入力した時のメッセージです。ステータスが「成功しました」なのに、検出されたURLは「0」になっています。
最後に
ワードプレスのプラグインにしても、グーグルが無料で提供してくれる各種のツールにしても、普段から頻繁に使用しているわりには、実は使い方をきちんと理解できていないものがたくさんあります。
サーチコンソールでガバレッジを見て「検出 – インデックス未登録」が表示されている時の認識の違いにしても、世の中ではコンテンツの質の問題だと人もいれば、そもそもクローラーが巡回する前の段階でコンテンツの質を確認しているわけではないと主張する意見もあり、真実はグーグルにしか分かりません。
*「検出 – インデックス未登録」の解決法については下記の記事で詳しく説明しています。
こう問題はネット上の資源を無料で利用している限りは永遠について回る問題なのかもしれません。これがもしも有料サービスを利用していて発生した問題だとしたら、すぐさまサポートの対象になるのでしょうが、無料ゆえに自助努力の占める割合が9割以上だと言えます。
こういう調べ事そのものも趣味の一環だと捉えて親しんでいければ、ブログの運営もグーグルとの付き合いももっと楽しくなるのかもしれません。
但し、個人的には頻繁にグーグルのサービス、とりわけ各種ツールの管理画面のアップグレードは望ましくないと思っています。
管理画面をコロコロと変更することはユーザーにとってはメリットがほとんどないはずなのに、なぜこれほど頻繁にレイアウトが変更されるのか、まるで公共事業のようだと不思議に感じているのは私だけでしょうか。
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