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『地獄が呼んでいる』とデスノートの類似度を比較検証~パクリ疑惑は本当?

デスノート・アイキャッチ アニメ・漫画・ドラマ

ネットフリックスで「地獄が呼んでいる」が大ヒットしていますが、イカゲームに続きまたしてもパクリ疑惑が浮上しているようです。今回はイカゲームとはちょっとパクり方が異なるようですが、実際に視聴してみたなるほどと思える節がありました。デスノートのパクリだと言われる点がどこにあるのか、具体的に検証した結果をまとめてみました。

「地獄が呼んでいる」で描かれる死亡フラグ確定演出

まず、「地獄が呼んでいる」でデスノートのパクリだと指摘されている死亡フラグ確定演出ですが、予言の代行者による死亡予告のことを指しているようです。死亡予告を受けた人間は客観的に見てどれだけ善人であったとしても、予告された日時を迎えると本人は予告通りに必ず死んでしまいます。

「地獄が呼んでいる」では、ある日突然見たこともないような霧のような予言者が表られ、本人に対して某日の決まった時刻に死ぬことをハッキリと告知します。そして予言の時間になると死刑執行人のような強力な力をもった予言の実行者が現れて、予言を受けていた人を消滅させてしまいます。

予言を受けると亡フラグが確定するため、「地獄が呼んでいる」で描かれる世界では人々が予言を受けないようにするにはどうすれば良いかを真剣に考えるようになります。

予言という恐怖を利用したカルト集団の存在

ところが、人々が予言を恐れる度合いが増せば増すほど、そういう人達の弱い心に付け込んだ集団が影響力を持つようになります。それは、新真理会と矢じりという組織で、新真理会も矢じりも根本的に人々の恐怖心を解決する力を持っているわけではありませんが、予言を受けるのは悪い行いをしたからだという一方的な教義を主張します。

この教義に影響を受けた大勢の人々が、予言を受けないために悪いことをしないようになれば良いのですが、結果的には教団の思惑通り、教団の利害に背く勢力や個人を排除するための鉄砲玉のような役割を担わされる羽目になります。

つまり、「地獄が呼んでいる」では予言者による死亡予告や予言の執行が起こる原因や理由、もしくは一連の事象が意味することの本質的な意味を誰も追求せず、ただひたすら予言を受けないために振る舞いや言動に注意を払ったり、人によっては矢じりのように狂信的な信者になったりします。

そして、新真理会や矢じりの行動は一般的な常識の域を超えて、法を無視した制裁に等しい暴挙へと発展していきます。もちろん、それに追随する人達も同じように暴挙に追従します。

「地獄が呼んでいる」では、人間が不確かで未知の不安な状況に陥った時、多くの人の心は脆く安易に愚かな行動へ走ってしまう様子がまざまざと描かれています。

こういった描写はどちらかと言えばアメリカのホームドラマでヒットしたウォーキングデッドと共通したところがあり、極限状況下での人間の行動が良くも悪くも面白く表現されていると言えます。

ここまで「地獄が呼んでいる」の死亡フラグ確定の発想について概略を説明しましたが、日本のアニメでドラマ化・映画化されたデスノートの死亡ブラグ確定の発想と似ている点もありますが、実は大きく異なることが分かります。

デスノートで描かれる死亡フラグ確定演出

日本で大ヒットしたアニメのデスノートですが、これは主人公の夜神月(やがみらいと)が道端で偶然拾ったデスノートというノートに知らない人の名前を記入したら本当にその人が死んでしまったことで、デスノートで人を殺せるということを確信し、死神であるリュークの協力も得て次々に一般人を殺害していくという物語です。

夜神月は当初、他人に無闇に害を与える暴走族や司法で裁かれなかった収監中の犯罪者の名前をノートに書き続け、悪人をこの世から減らすことを本気で考えていましたが、途中から日本だけでなく世界中の人々がデスノートで消去されることを恐れるようになったため、夜神月は自分を新世界の神であると錯覚するようになります。

物語は、この猟奇的大量殺人犯である夜神月とアメリカから来たL(エル)とLの死後に彼の意思を引き継いだM(メロ)、N(ニア)たちが協力しあうことで、殺人犯である夜神月の正体を暴いて追い詰めていき最終的には事件は解決を迎えます。

デスノートは死亡宣告というより殺人予告(確定)

問題は、デスノートの死亡フラグ確定演出と「地獄が呼んでいる」の死亡フラグ確定との類似点と相違点ですが、ノートに名前を書かれた者は、具体的な死に方を記述されなくても必ず心臓発作で死ぬことになります。日時を指定して記述されればその記述どおりの日時に死亡します。

この「日時指定」や「必ず死ぬ」という死亡フラグが確定するという発想が「地獄が呼んでいる」がデスノートのパクリだと言われる決定的な理由であるのは間違いなさそうです。

ところが、デスノートの場合はどこの誰だかわからない人間の力で命を奪われるのではなく、デスノートの所有者によってノートに名前を書かれた人が死ぬいう明確なルールがあり、この点は「地獄が呼んでいる」の予言者による死の宣告と似ているようで全く異なります。

「地獄が呼んでいる」のほうは死ぬことが分かっている人に対して死ぬ日時を宣告するというスタンスですが、デスノートはなにもかもデスノートの所持者に主導権が握られており、他人の死に方や日時をコントロールできるという点でデスノートの所有者は夜神月が錯覚したように神に等しい存在となり得ます。

また、デスノートでも新興宗教のような団体が現れて、デスノートの所有者であるキラ(やがみらいと)の顔も知らない世界中の人間が、キラを神と崇めて崇拝することもあれば、暴動をおこしたり、また邪魔になれば殺されたりします。

こういった追従する者たちの存在や振る舞いについては「地獄が呼んでいる」で描かれている愚かな人間の姿とほぼ同じだと言えます。

しかし、「地獄が呼んでいる」で予言を受けた人が予言の実行者による強力な力で消滅させられる現象は、第3者による意思が全く介在しません。

つまり、デスノートは恣意的な殺人で、「地獄が呼んでいる」は予め決まった死を殺人のように表現しているという点において決定的な違いがあることに気付きます。

どちらかと言うと、デスノートで描かれる主題は夜神月(キラ)とL(エル)やN(ニア)たち警察の協力関係者たちとの命をかけた闘いに重点が置かれていて、「地獄が呼んでいる」のほうでは死を自覚した人間や死ぬことを恐れる人間が恐怖のもとでどういう行動を選択するかに重点が置かれていると言えます。

結論的に言うと、「地獄が呼んでいる」がデスノートのパクリか否か問われれば違うということになります。

人の死が決まっているという表現方法や観点にスポットが当たり過ぎて、安直にデスノートを想起してしまいがちですが、両方ともよく見ればわかります。

デスノートは対決を描いた作品で、「地獄が呼んでいる」は人間ドラマを描いた作品だと言えます。

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