杉元たちの侵入と第7師団の登場で網走監獄は混乱を極めます。犬同典獄はマキシム機関銃を配備して侵入してくる第7師団を迎え撃つ準備を整えます。
一方、宿舎で待機しているはずだったインカラマが谷垣のいる船にやって来ます。理由を尋ねる谷垣にインカラマは鶴見中尉と内通していたことを明かします。金塊が鶴見中尉に渡ることを危惧する谷垣に対してインカラマは、「金塊が誰の手に渡ろうと、私は谷垣ニシパには関係ないでしょ?」と他人事の様子。
谷垣はそんなインカラマを見て、「女とは恐ろしい」と心底女の本性に恐怖を感じるのでした。
第7師団 網走監獄へ突入
谷垣がインカラマと話しているその時、網走川の塀に第師団を載せた船団が横付けし艦砲射撃を開始します。第7師団は塀を破壊した穴から堂々と侵入し、『のっぺら坊』がいると聞いている舎房へと突き進みます。
途中でこの件について本部にどう言い訳するのか聞かれた鶴見中尉は最近発生したバッタの飛蝗(ひこう)を利用すると説明します。バッタの飛蝗を駆除するために赴いたところ網走監獄で暴動が発生していたため鎮圧に協力したと報告すればそれで済むと。
さらに、監獄の屯田兵に事情を暴露されたらどうするのかと聞かれると、「監獄側の証言者?」と呆れた顔をします。つまり鶴見中尉は監獄の屯田兵をひとり残らず皆殺しにするつもりなのです。
そして五翼放射状舎房に到着した鶴見中尉は逃げ遅れた杉元が偽物の『のっぺら坊』を盾にして抵抗しようとしますが、鶴見中尉の部下である二階堂が暴走して勝手に発砲し弾が『のっぺら坊』の頭に当たって死んでしまいます。
一方、63人の兵士に侵入された門倉部長は監視詰め所に待機していましたが第7師団の宇佐美上等兵にみつかり方を撃たれてしまいます。追い詰められた門倉は最後の手段として誰にも教えていない最終手段を実行します。
門倉部長はなんと網走監獄の700人の監房のカギを一斉に介抱してしまったのです。
これにより舎房は一瞬にして第7師団と700人の凶悪な囚人たちとの殺し合いの場に発展するのでした。
土方歳三に裏切られたことを知り『のっぺら坊』に会いに行く杉元
第7師団が舎房で囚人たちと殺し合っている時、杉元と白石は舎房の床下を通って外へ出ようとしていました。2人は土方歳三にわざと偽の情報を掴まされたことに気付きます。
土方の本当の狙いはここで騒ぎが起きたことで本物の『のっぴら坊』を安全な場所へ移動させるために本当の居場所へ向かう犬同典獄を追うことで、本物の『のっぺら坊』の居場所を突き止めることだと気付きます。
白石は肩を外してなんなく外へ出られましたが杉元はすぐには出ることができず、キロランケの助けで爆薬を使って脱出に成功しすぐに教会堂へ『のっぺら坊』に会いに行きます。
ついに本物の『のっぺら坊』をみつける杉元
その頃、犬同典獄の後を付けていた土方歳三は犬同が網走監獄のなかにある教会へ入っていくのを目撃し中へ入ります。
すると地下から『のっぺら坊』を連れて上がってくる犬同を発見し、土方と犬同は戦いになります。
犬同は土方の手に鎖で繋がった手錠をはめ、どちらか一方が死ぬまで逃げることができない状況に持ち込みます。
犬同は「死が2人を分かつまで」と不敵な笑みを浮かべ土方に猛攻撃をしかけます。
一方、杉元は歩伏前身で建物の床下をゆっくりと教会堂へ向かいようやく到着します。
杉元は教会堂の外で一人の杖をついた顔が火傷だらけの男を発見します。
その男の瞳は話に聞いていた『のっぺら坊』と同じ青い瞳をしているのでした。
はたして杉元は本物の『のっぺら坊』に会いアシリパのもとへ連れて帰ることができるのでしょうか?
そして土方と犬同の決着の行方はどうなるのでしょうか?
第24話へ続く。
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