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2024年ASPの審査厳格化でサイバーパトロール増加!提携解除された話

サイバーパトロール ネット・IT

ブログにASPの広告を貼って収入を得るASPアフィリエイトですが、2022年からさらに審査が厳しくなったみたいです。それどころか、以前審査に通っていたASPから一方的にサイトを削除されるなど、もはやアフィリエイトは誰でも実践できる領域ではなくなったようです。

そもそも、参入障壁が低いことがアフィエイトの魅力なのだと世間的に言われていましたが、それはもう過去の話みたいです。

2021年頃から審査が厳しくなった実感はありましたが、2022年に入るとその状況はますます加速しているように感じます。

昨今のアフィエイトを取り巻く環境の変化について、トップブロガーの方が語っている内容や自身の経験をもとに整理してみると、その理由がはっきりするものもありました。

ASP広告から撤退する広告主が増加

まず第一の理由がこれだと思います。

そもそも広告主がASPに広告の掲載を依頼しないとアフィエイトは成立しません。

ところが、多くの広告主がどんどんASPとの契約をどんどん解除しており、私のもとにもプログラムの終了を通知するメールが毎日のように届いています。

かなりの数なので細かく説明できませんが、とにかく毎日届きます。

定期的にプログラムを終了する広告主が出てくるのなら仕方ありませんが、こうも毎日多くの広告主が広告の出稿から撤退していくとなると、どの案件がいつまで続くのかわかったものではありません。

長年アフィリエイターたちを稼がせた大手の企業が、もはや自社の自助努力だけで十分稼げるようになったので、ASPやアフィリエイターの力を借りる必要がなくなったというのが大きな理由だと考えられます。

ところが、広告主が撤退するのには別の理由もあることがわかりました。

コンプライアンスを重視してアフィエイトが不適切だと判断

コンプライアンス

コンプライアンスとは文字通り法令順守を意味しますが、アフィエイト業界でよく問題になるのが著作権の問題です。

特にVODアフィリエイトではアイキャッチ画像やサムネイル画像に紹介したい映画やアニメ作品のワンシーンをキャプチャーしたものを無断で使用している人が多くいますが、著作権の問題が大きく取り沙汰される2022年、この趨勢は加速しています。

とあるブロガーがコンテンツの中にある漫画のセリフを引用したことで訴えられた事件がありましたが、今までは画像や動画の無断引用が問題にされることはあっても、セリフの引用が問題視されたことはありませんでした。

詳細は下記リンクの記事からどうぞ。

「ネタバレサイト」書類送検 漫画のせりふ無断掲載疑い―「引用の範囲」・福岡県警

VODアフィリエイトでは、多くのコンテンツ内で漫画の切り抜きなどが無断で転載されているケースが目立つため、アフィリエイトする側もASPも神経をピリピリさせることになりました。

今までは、自己責任という解釈でアイキャッチサムネイルくらいは無断で画像を使用しているサイトが乱立していましたが、コンプライアンスが厳しくなり画像を使用できなくなると、多くのアフィリエイターは上位表示できていても成約率がかなり低下しているようです。

結果的にA8.netのような大手のASPでさえ、VODアフィリエイトの広告はU-nextやDMMを除いてほぼ全ての広告主が撤退してしまい、もやはVODアフィリエイトはオワコン化したといっても過言ではありません。

もちろん、先行者の利益である程度の利益を確保できているサイトもあることでしょう。

でも多くのサイトでは収益が激減したどころの話ではないはずです。

実際、映画やアニメの作品名で検索結果の1位~10位のサイトを見れば分かりますが、ほとんどのサイトにはVOD関係の広告は貼られておらず、あったとしてもU-nextの広告ばかりです。

また、大半がアドセンスで収益を狙っているのは一目瞭然です。

2022年:VODアフィリエイトはオワコンなのか?

VOD

基本的にこれに対する回答はオワコンだと言ったほうが正しいと思います。

私も別のドメインでアニメとかの作品を紹介するコンテンツを作成してロングテールで1位とれたりしてましたが、成約率は悪いしアドセンスの審査には通らないし、もう雑記ブログに編入させようかと考えています。

もともとこの雑記ブログの一員として書いていた記事が検索順位で10位以内に上がってきたので特化ブログでやったほうがいいかもと思って別途運営していたのですが、VODアフィリエイトとして運営するにはあまりにも価値がないと感じました。

それどころか、某ASPに登録してあったそのサイトは、2022年になって突然「不適切だと判断されました」という理由で一方的に削除されてしまいました。

ASPも登録サイトをかなり厳選するようになったようで、「これくらいならいいか」みたいな感じで作中のセリフなどを引用していると、私のように手厳しい制裁を受ける羽目になるのです。

参考までに言っておきますと、各ASPもWEBパトロールをしているので、グーグルボット以外でPCで同じIPアドレスから複数ページを閲覧されていたら、自分は調べられていると思ったほうが良いです。

また、もしも摘発された場合に収益が出ているサイトと出ていないサイトでは、賠償の責任の重さは全く異なるようで、たくさん収益を出していた人ほど賠償額も高くなるみたいです。

つまり、無断で映画やアニメのキャプチャーを使用して利益を出して訴えられるくらいなら、利益を出さないほうがましということです。

余談ですが、管理人の書いているこの雑記ブログでは画像の流用はほぼ皆無です。

(ないはずですが、もしあったらゴメンナサイ!)

このサイトではほぼ9割が自分がスマホで撮影した風景画像や商品の写真、もしくは無料素材しか使用していません。

画像の著作権を担保する技術とは

ブロックチェーンによるサイバーセキュリティ―

ところで、映画やアニメの画像をキャプチャーしたものを流用したとして、それをどうやって流用とか無断での転載と判断するのでしょうか?

実は昨今のIT技術に画期的な発明がありまして、ブロックチェーンという技術がそれらを可能にしてしまったようです。

ブロックチェーンの概要を上手に紹介してくれている動画があるので、興味がある方は下記リンクから視聴して下さい。

オリエンタルラジオのあっちゃんの動画です。

前編・後編の2部構成ですが、両方見たほうが理解しやすいです。

ブロックチェーンの詳しい仕組みまでは理解できませんが、IT業界で使用されているブロックチェーンの技術を使用すれば、恐らくどれだけ巧妙に加工したとしても著作権者の証のようなデータを残すことができるようで、こうなると画像の盗用などはその気になれば片っ端から始末されてしまうでしょう。

今現在、画像を盗用・無断で流用している人がまたたくさんいるにも関わらず、そういった人達がみんな訴えられていないのは、盗用した人が利益を出していない場合が多いからだと推測されます。

もしも、検索結果の1位に表示されたサイトで画像の盗用が発覚し、そのサイトで莫大な収益が獲得されていたとしたら、恐らくそのサイトは真っ先に手入れの対象となるはずです。

全てのサイトに家探しのような真似をすると大変な労力になるので、今のところ著作権者が自ら手を下すよりもASPからサイトを削除するというのが一番簡単で合理的な手段だと考えられます。

だから多くの著作権者は自身の作品が動画配信されている場合は真っ先にASPに働きかけるはずです。

なお、ASPの姿勢は今後もっと厳しくなることが予測されます。

2022年、afbから届いた通知内容によると、これだけ制約を設けられたら面倒くさくてやる気がしないと感じるほど某VOD案件の制約事項が列挙されていて驚きました。

なんと、特定のアニメ作品(日テレ系)を紹介してVODサービスを訴求することを禁止するという内容だったのですが、どれもこれも人気作品ばかりで、これらの作品を紹介できないとなると全く興味のない他の作品を紹介するしかないという話になります。

そういえば、FODプレミアムがどのASPからも撤退して訴求できなくなったのも同じ頃でした。自社の作品は見てもらいたいが、観るなら自社サービス以外で見て欲しくないということでしょう。

つまり、VODアフィリエイトは以前から激選区でレッドオーシャンと呼ばれていましたが、今では無理ゲーになってしまったといっても過言ではない領域になってしまったのです。

まあ、稼げている人もいるので無理ゲーは言い過ぎかもしれませんが、新規参入するのは止めたほうがいいのは間違いありませんし、口が滑っても稼げるジャンルとは言えなくなりました。

グーグルのサード―パーティー禁止もテレビのニュースで改めて公式に発表されましたし、2022年はアフィリエイトする人にとってもアドセンスやる人にとっても大変な年になりそうです。

当ブログはもともと全く収益が出ていてない駄目ブログなので全く影響を受けませんが、もともと50位~90位くらいの記事が大半だったはずが、相対的にだんだん上位に登ってきているのは不思議で仕方ありません。

それが関係あるかどうか分かりませんが、なぜか某クローズドASPからお誘いのメールを頂けたので、有難く登録させて頂きました。

いろんなところから締め出されているかと思えば、ある人からは認めてもらえるという七不思議。

検索エンジンのアルゴリズムやネットの世界での評価というのは分からないものです。

 

 

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