国家資格であるにも関わらず持っていても役に立たないゴミ資格と揶揄されるITパスポート。第1回の試験で1発合格した筆者の体験をもとに、取得するメリットや難易度、独学可能か否かについて詳しく解説します。
そもそもITパスポートとはどういう資格でなんのために生まれたのか、誕生した背景や無意味な資格だと揶揄される理由も含めて総合的に解説するので参考にして下さい。
まず最初に結論ですが、ITパスポートを取得するメリットがあるのはケースバイケースです。ITパスポートの価値が重視される局面で利用すると役に立ちますが、そうでない場合は持っていてもあまり役に立ちません。
例えば、大学入試や公務員採用試験で加点対象に指定されているケースもあれば、全く考慮の対象としないケースもあります。つまり、役に立つか否かは状況や環境次第であると言えます。
また、ITパスポートが否定的に評価される理由として考えられるのは、ITパスポートは専門職に必須の資格などではなく合格していることで一定の基礎知識を持っていることを担保する指標として用いることはできますが、「プログラミングができる」など具体的なスキルの証明にならない点が挙げられます。
つまり、ITの特定分野に特化していることを証明するに値しないため高評価を受けにくいのです。ただし「意味がいないゴミ資格」というのは言い過ぎで、持っていて損をすることは絶対にありません。
ITパスポート試験とは
ITパスポートは経済産業省が管轄するIPA(情報処理推進機構)が実施・認定する情報処理試験であり、国家資格です。つまり、履歴書の国家資格欄に記入することができる立派な資格です。
受験料:7,500円(税込)/1回
そして、取得の意義は下記の通りIPAの公式サイトで名言されています。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
出典:IPA公式サイト
つまり、社会人として最低限知っておくべき基礎的なIT関連知識が備わっていることを証明するわけであって、ITパスポートを持っていればIT関連の知識は問題なしとか何処にも書いていません。
これは非常にシンプルで親切な説明書きで、どこにもIT人材として必須の資格であるとか、誇張した内容は記載されていません。
つまり、ITパスポートは確かに国家資格ではありますが、高度専門職に要求されるような知識を担保するようなものではなく、あくまでも基礎知識を担保するものなのだと理解できます。
こういう前提条件を理解しているかどうかは別として、ITパスポートには批判的な声と肯定的な声の両方が存在します。次の項目でTwitterで見かけたITパスポートに対する評判を紹介します。
ITパスポートに否定的な人達の声
Twitterの口コミではITパスポートに対して否定的な意見と肯定的な意見がどちらもたくさん見られます。
ひとつ気付いたことは、否定的な意見の口コミは実際にITパスポートを受験して合格してから意味がないと感じた人と、受験する前から否定的な印象を持って影響を受けている人に大きく分かれているということです。
ただし、実際に合格したうえで口コミしている人はそんなに多くないように見受けられます。
なお、実際に受験して合格したにも関わらず履歴書に書かないという人もいるようですが、それについてはITパスポートを履歴書に書かない人は損してると言えるか?で詳しく解説しています。
itパスポートは取っても特に意味ないから基本情報技術者取ってた方が良いよ!
— ふーき@FUKIMOVIES (@fukimovies) March 26, 2023
IT勤めてる民から言うけど
ITパスポートはゴミの資格なので取る価値は意味ないです。
「おお!すごい」っ言われるのは機械音痴企業なだけです。
アレとってもWiFiの使い方、pngやjpgの違いわからんやつなんて山ほどいるので
ただ、機械音痴マンや将来上に行きたいなら学生の勉強としては良い— 吹雪⛄ (@structurebloody) April 13, 2022
ITパスポートは現場レベルでは意味ないと思うなー💦
基本情報技術者はネットワークからプログラミングまで広範囲を広く浅くなので、やはり現場レベルでは鼻で笑われるレベル。
まあ、持ってても合格したのが古過ぎて意味なくなってると思いますわー。Microsoft系は更新に金かかりすぎてパス。
— hammond_rider @🐼🦌🚲 (@hammond_rider) April 14, 2022
ITパスポート受験終了。多分合格。ITパスポート意味ないという理由がよく分かった。資格の内容が悪いのではなく、私のようなIT素人が、ビジネスの基礎的な内容で点数を荒稼ぎして、IT技術のところで点を落としまくっても合格してしまったから。#ITパスポート
— ハスキー🇸🇬🇻🇳🇵🇭 (@HFudosan) November 21, 2022
ITパスポートに肯定的な人達の声
ITパスポートに肯定的な意見の人の特徴は、頭ごなしに意味がないと決めつけたりせず、素養を養えるだけでも十分に価値があると考える方が多いようで、学ぶ過程そのものも重要視していることが分かりました。
実際、筆者の意見もこちら側です。就職・転職にはほとんど役に立たないと思いますが、むしろ課題をクリアできるだけの知見とそれを得るために努力することができる人物であることを証明する一助になると思っています。
ITパスポートって「簡単すぎる」「取っても意味ない」とか言われるけど、「ITパスポートのテキストを理解できる」という時点でそれなりの学力だと思う。ツイッター見てると論理演算すら理解できなそうな人がゴロゴロいるし。
— ホラフキー (@horafky) March 14, 2023
ITパスポートとか基本情報辺りまでの知識は、実務経験とはほぼ結びつかないから専門職が持っててもあんま意味ないけど
そういった専門職の人とお仕事する周辺の人が持つには丁度いい塩梅だと思う(FE持ち並の感想)— かも🚙🦆 (@musenbu1010) February 19, 2022
資格は意味ないという意見もあるけれど
知識の証明としての位置付けはあると思う🙂以前 IT業界の通訳募集で
「通訳経験の他、ITパスポート等の資格」
というのがあった英語だけじゃなくてIT用語の基礎知識は必要ですよ
その証明としてITパスポート以上の資格を提示してね
と解釈😌— KIKUMA(キクマ) (@KIKUMA38830917) December 17, 2022
ITパスポート誕生の背景と役に立たないと揶揄される理由
ITパスポートに対して否定的な意見を持つ人は少なからず存在することが分かりました。
ただし、冒頭でも説明したとおりITパスポートは「役に立たない」「意味がない」とか「取得しても無駄」だといわれるのには理由があります。
それを理解するにはITパスポートが誕生した背景から理解する必要があります。
ITパスポート誕生の背景はやや消極的!
ITパスポートは意味がないとか無駄な資格だと揶揄されるのには、ITパスポートが誕生した背景が深く関わっています。
ITパスポートの前身は初級シスアド(初級システムアドミニストレータ)という名前の資格でしたが、初級シスアドの難易度が高すぎて現役のIT関連従事者でさえ不合格になるケースが多かったため、極端に敷居を下げて新設されたという実情があります。
IT分野の入門試験の位置付けでありながら難易度が高くて合格率が下がり続けると受験者の増加が期待できません。そうなると資格保持者の数だけではなくIT関連の素養を持った人材の拡大を図る政府の意図に沿うこともできません。
逆に試験に合格するために勉強する人の数が増加すると、国家試験の受験料による収入だけに留まらず関連業界にも莫大な経済効果が生まれます。
予備校や通信教育、オンライン学習講座など、需要が生じればそこにはかならずサービスの提供主体も参入するはずだからです。
ITパスポートは日本のIT促進を加速するための補助的な役割を担うとともに、それに伴う業界の経済活性化にも貢献することが求められて新設された資格なのです。
少し嫌味な言い方になるかもしれませんが、新たな資格を創設することは公共事業の一環のような趣があるのは事実で、筆者はこの点に関してはまんざら悪い事ではなく、良い事だと考えています。
ITパスポートが初級シスアドと比べて極端に簡単なことは、初級シスアドの合格者や基本情報技術者試験の合格者から見れば一目瞭然で、試験内容が簡単過ぎて本当に役に立つのか疑問視されているのは事実です。
しかし、そういったすでにややレベルの高いIT関連技術者が言うのとは別に、ITパスポートが揶揄される理由は他にもあります。
地域や職種によって認知度に温度差がある
恐らく最大の理由は、取得した場合のメリットがほとんどの場合大手企業や有名企業など都市部に偏っていて、広く日本社会全般に当てはまらないからだと考えられます。
つまり、ITパスポートを取得していることをどう評価するかについて地域や職種によって温度差があるということです。
すでに合格している筆者の経験から言いますと、地方ではITパスポートを持っていることで社会で高く評価されることは無いと言ってもいいでしょう。強いて言えば、無いよりもあった方が良いといったレベルです。
もしも職場でITど素人の人材とITの素養がある人材に区別を付ける必要が生じたとしたら、仕方がないからITパスポートを持っているか否かを判断材料にすることもあるという次元です。
もう少し付け足すと、IT業界ではない企業の総合職で、マイクロソフトのオフィスが上手に使用できる人とITパスポートを持っているけどオフィスの使い方がぎこちない人のどちらを高く評価するかと言うと、間違いなくオフィスを使える人が高く評価されます。
また、就職や転職の際に有利に働くか否かについては、面接官次第であると断言します。面接担当者がITパスポートに合格している事実を評価に値すると認識すれば評価されますが、そもそもITパスポートの名前すら知らない担当者ならまず間違いなく評価されません。
なお、地方ではITリテラシーの低い企業はまだまだ多く存在するので、業種によっては企業担当者がITパスポートの名前すら知らないことなど珍しくありません。
試験範囲に含まれる内容が中途半端
ITパスポートの試験範囲は広く浅いことで有名です。
しかし、どの分野に関しても深く言及しておらず、つまりどの分野にも特化していません。
IT関連の表面的な知識を広く浅く知るには良いですが、特定の専門職を目指すための土台にはなり得ません。これは悪い言い方をすると非常に中途半端だと言えます。
例えば、ITパスポートの出題範囲に含まれる知見がプラグラマーになるために必要な部分と重なる点もありますが、プログラマーになるならITパスポートに合格できないと駄目かというと全く当てはまりません。
ITパスポートは様々な分野の基礎知識や概念が網羅されているのが特徴的ですが、全ての知識があらゆる業界・分野で役立つわけではなく、仕事率を算出する問題などその最たるものです。
仕事率や稼働率を算出するデバイステクノロジー関連の問題は頻出されますが、デバイステクノロジーとITは深い関係にあるとはいえ、仕事率や稼働率の計算などハードウェアを設計する人や生産ラインの稼働率を考える立場にない限り、基本的に普通の人は全く考える必要もないような概念で、ウェブ系プログラマーやSEが必要とする基礎知識とは異なります。
また、ITパスポートで多くの比重を占めるストラテジ・マネッジメント系の知識はどんな業界に従事する人にとっても大切な事柄ですが、エンジニアになるために必要な技術的な要素とほぼ関係ありません。
つまり、ITパスポートは学ぶ範囲が広すぎて浅すぎるため、役に立たないのではないかと疑問視されるのです。
ただし、冒頭でも説明したようにITパスポートを取得して損をすることは全体にありません。人によってはメリットもあるということを次の項目で解説します。
ITパスポートを取得するメリット
ITパスポートを取得するメリットは社会人として必要最低限のIT知識を備えていることを証明できる目安として利用できる点にありますが、その他にも大学入試や公務員採用試験で優遇されるなど、教養を養う以外にも有効に活用できるケースがあります。
下記にITパスポートに合格することでメリットがある事例をいくつか紹介します。
必須ではないが合格すると評価してくれる企業もある
企業によっては新卒の社員に対して入社するまでに合格するよう課題として提示するケースや、すでに在籍している社員に対して取得を勧める事例はすでに存在します。
そして、そういうケースでは受験料も会社が負担するのがほとんどで、社員は半ば強制された感がありますが無料で受験できるので取り組む人は多いです。
このことからも分かる通り、ITパスポート活用事例については企業の側からの目線でしか紹介することができないのが現状ですが、採用活動でエントリーシートに導入されている企業もあるとのことで、持っていれば評価されることもあるので取得しようと頑張る人もいます。
ITパスポートの導入事例についてはIPAの公式サイトでも一部紹介されています。
公務員採用試験で優遇されるケースもある
地方公共団体の採用試験では地域によってはITパスポートに合格していると試験の点数が加算されるシステムを採用しているケースもあります。
市役所の職員・教員・警察官などが該当しますが、もしも当てはまる場合は募集要項に明記されています。全ての都道府県や市町村において当てはまるわけではありません。
下記は教員採用試験においてITパスポートを取得していることが加点対象になる自治体の一例です。
探せばまだまだ出てくるはずでが、自治体の公式サイトをひとつずつ丁寧に調べないと分からないのが現状で、一覧になっているまとめサイトは今のところ存在しません。
地方自治体の採用試験は募集要項が毎年若干変更されるので、必ず公式サイトで確認するようにして下さい。
- 2022年実施 教員採用試験の変更点一覧
- 令和6年度堺市立学校教員採用選考試験受験案内
- 令和6年度岡山県公立学校教員採用候補者選考試験の実施について
- 令和5年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の主な変更点について
- 令和5年度(2023年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査実施要領
大学入試で優遇されるケースもある
高校生が大学受験する際、ITパスポート試験に合格していると優遇されるケースがあります。
2023年時点でITパスポートの取得を優遇措置として認める大学は192校もあります。
また、ITパスポートを取得していることを特定の単位を取得したものとみなす大学もあり、その数は125校にもなります。
- 入試優遇 大学数:192校
- 単位認定 大学数:125校
下記はIPAから引用した大学入試における採用事例の一覧です。
北海道 | 旭川大学 | ○ | 経済学部 |
北海道 | 札幌大学 | ○ | 地域共創学群(全専攻) |
北海道 | 千歳科学技術大学 | ○ | 理工学部 |
北海道 | 函館大学 | ○ | 全学部 |
北海道 | 北翔大学 | ○ | 全学部 |
北海道 | 北海道情報大学 | ○ | 全学部 |
北海道 | 酪農学園大学 | ○ | 農食環境学群の全学類 |
北海道 | 札幌大学女子短期大学部 | ○ | 全学部 |
北海道 | 旭川大学短期大学部 | ○ | 全学部 |
北海道 | 北翔大学短期大学部 | ○ | 全学科 |
青森県 | 青森中央学院大学 | ○ | 経営法学部、看護学部 |
岩手県 | 岩手県立大学 | ○ | ソフトウェア情報学部 |
岩手県 | 岩手県立大学宮古短期大学部 | ○ | 経営情報学科 |
宮城県 | 石巻専修大学 | ○ | 全学部 |
宮城県 | 東北工業大学 | ○ | 全学部 |
宮城県 | 東北文化学園大学 | ○ | 科学技術学部(知能情報システム学科、建築環境学科) |
山形県 | 東北公益文科大学 | ○ | |
福島県 | 会津大学 | ○ | 全学部(コンピュータ理工学部) |
福島県 | 会津大学短期大学部 | ○ | 産業情報学科 |
茨城県 | 流通経済大学 | ○ | 経済学部、社会学部、流通情報学部、法学部 |
栃木県 | 国際医療福祉大学 | ○ | 全学部 |
栃木県 | 作新学院大学 | ○ | 全学部 |
栃木県 | 白鴎大学 | ○ | 経営学部 |
栃木県 | 作新学院大学女子短期大学部 | ○ | 幼児教育科 |
栃木県 | 足利短期大学 | ○ | こども学科 |
栃木県 | 國學院大学栃木短期大学 | ○ | 全学科 |
群馬県 | 上武大学 | ○ | ビジネス情報学部 |
群馬県 | 高崎健康福祉大学 | ○ | 健康福祉学部(医療情報学科) |
群馬県 | 高崎商科大学 | ○ | 全学部 |
群馬県 | 高崎商科大学短期大学部 | ○ | 全学部 |
群馬県 | 新島学園短期大学 | ○ | キャリアデザイン学科 |
埼玉県 | 十文字学園女子大学 | ○ | 生活情報学科 |
埼玉県 | 城西大学 | ○ | 経済学部、現代政策学部、経営学部 |
埼玉県 | 駿河台大学 | ○ | 全学部 |
埼玉県 | 東京国際大学 | ○ | 商学部 |
埼玉県 | 日本薬科大学 | ○ | |
埼玉県 | 平成国際大学 | ○ | |
埼玉県 | ものつくり大学 | ○ | |
埼玉県 | 城西短期大学 | ○ | ビジネス総合学科 |
千葉県 | 愛国学園大学 | ○ | 人間文化学部 |
千葉県 | 江戸川大学 | ○ | 全学部 |
千葉県 | 聖徳大学 | ○ | 児童学部、心理・福祉学部、文学部、人間栄養学部、音楽学部 |
千葉県 | 千葉経済大学 | ○ | 経済学部 |
千葉県 | 千葉商科大学 | ○ | 全学部 |
千葉県 | 中央学院大学 | ○ | 全学部 |
千葉県 | 東京情報大学 | ○ | 総合情報学部 |
千葉県 | 麗澤大学 | ○ | 経済学部 |
千葉県 | 聖徳大学短期大学部 | ○ | 体育科第Ⅰ部・第Ⅱ部、総合文化学科 |
東京都 | 大妻女子大学 | ○ | 社会情報学部 |
東京都 | 工学院大学 | ○ | 先進工学部(応用物理学科、機械理工学科) 工学部(機械システム工学科、電気電子工学科) |
東京都 | 国士舘大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 駒澤大学 | ○ | 経済学部(経済学科、商学科) グローバル・メディア・スタディーズ学部 (グローバル・メディア学科) |
東京都 | 杉野服飾大学 | ○ | 服飾学部 |
東京都 | 成蹊大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 清泉女子大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 専修大学 | ○ | 経営学部、商学部 |
東京都 | 高千穂大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 多摩大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 中央大学 | ○ | 理工学部 |
東京都 | 津田塾大学 | ○ | 学芸学部 |
東京都 | 帝京大学 | ○ | 経済学部、法学部、文学部 外国語学部、教育学部、理工学部 |
東京都 | 東京経済大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 東京工芸大学 | ○ | 芸術学部(インタラクティブメディア学科) |
東京都 | 東京造形大学 | ○ | 造形学部 |
東京都 | 東京富士大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 東洋大学 | ○ | |
東京都 | 東洋学園大学 | ○ | 全学部 |
東京都 | 文化学園大学 | ○ | |
東京都 | 文京学院大学 | ○ | 経営学部 |
東京都 | 法政大学 | ○ | 国際文化学部 |
東京都 | 和光大学 | ○ | 経済経営学部 |
東京都 | 東京都市大学 | ○ | 知識工学部、環境学部、メディア情報学部 都市生活学部、人間科学部 |
東京都 | 東海大学 | ○ | 文学部、文化社会学部、政治経済学部 法学部、教養学部、体育学部、健康学部 理学部、情報理工学部、工学部、観光学部 情報通信学部、海洋学部、経営学部、基礎工学部 農学部、国際文化学部、生物学部 |
東京都 | 杉野服飾大学短期大学部 | ○ | 服飾学科 |
東京都 | 文化学園大学短期大学部 | ○ | |
東京都 | 山野美容芸術短期大学 | ○ | 全学科 |
東京都 | 創価女子短期大学 | ○ | 国際ビジネス学科 |
神奈川県 | 神奈川工科大学 | ○ | 全学部 |
神奈川県 | 鎌倉女子大学 | ○ | 家政学部(管理栄養学科を除く)、児童学部、教育学部 |
神奈川県 | 関東学院大学 | ○ | 理工学部、建築・環境学部 人間共生学部コミュニケーション学科 |
神奈川県 | 産業能率大学 | ○ | 経営学部、情報マネジメント学部 |
神奈川県 | 湘南工科大学 | ○ | 工学部 |
神奈川県 | 小田原短期大学 | ○ | |
新潟県 | 長岡大学 | ○ | 全学部 |
新潟県 | 新潟医療福祉大学 | ○ | 全学部 |
新潟県 | 新潟経営大学 | ○ | 全学部 |
新潟県 | 新潟国際情報大学 | ○ | 全学部 |
新潟県 | 新潟産業大学 | ○ | 全学部 |
石川県 | 金沢大学 | ○ | 医薬保健学域薬学類・創薬科学類 |
石川県 | 金沢学院短期大学 | ○ | 全学科 |
山梨県 | 身延山大学 | ○ | 全学部 |
山梨県 | 山梨英和大学 | ○ | 人間文化学部 |
長野県 | 信州大学 | ○ | 経法学部 |
岐阜県 | 朝日大学 | ○ | 法学部、経営学部 |
岐阜県 | 岐阜女子大学 | ○ | 文化創造学部 |
岐阜県 | 中部学院大学 | ○ | 人間福祉学部、教育学部、スポーツ健康科学部 看護リハビリテーション学部 |
岐阜県 | 岐阜聖徳学園大学短期大学部 | ○ | |
岐阜県 | 中部学院大学短期大学部 | ○ | 幼児教育学科、社会福祉学科 |
静岡県 | 静岡産業大学 | ○ | 経営学部・情報学部 |
静岡県 | 浜松学院大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 愛知大学 | ○ | 経済学部(経済学科) 経営学部(経営学科、会計ファイナンス学科) |
愛知県 | 愛知学院大学 | ○ | 商学部 |
愛知県 | 愛知工科大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 愛知工業大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 愛知淑徳大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 愛知文教大学 | ○ | 人文学部 |
愛知県 | 金城学院大学 | ○ | 生活環境学部(生活マネジメント学科) 国際情報学部(国際情報学科メディアスタディーズコース) |
愛知県 | 椙山女学園大学 | ○ | 現代マネジメント学部 |
愛知県 | 大同大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 中京大学 | ○ | 総合政策学部、現代社会学部、工学部 |
愛知県 | 至学館大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 中部大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 東海学園大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 同朋大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 豊橋創造大学 | ○ | 経営学部 |
愛知県 | 名古屋学院大学 | ○ | 経済学部、現代社会学部、商学部、法学部 外国語学部、国際文化学部、スポーツ健康学部 |
愛知県 | 名古屋経済大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 名古屋産業大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 名古屋商科大学 | ○ | 全学部 |
愛知県 | 名古屋文理大学 | ○ | 情報メディア学部 |
愛知県 | 豊橋創造大学短期大学部 | ○ | キャリアプランニング科 |
愛知県 | 修文大学短期大学部 | ○ | 全学科 |
愛知県 | 愛知工科大学自動車短期大学 | ○ | 全学科 |
愛知県 | 至学館大学短期大学部 | ○ | 全学科 |
愛知県 | 名古屋経営短期大学 | ○ | 全学科 |
三重県 | 皇学館大学 | ○ | 全学部 |
三重県 | 高田短期大学 | ○ | キャリア育成学科 オフィスワークコース |
滋賀県 | 長浜バイオ大学 | ○ | 全学部 |
滋賀県 | びわこ学院大学 | ○ | 全学部 |
滋賀県 | びわこ学院大学短期大学部 | ○ | 全学部 |
京都府 | 京都精華大学 | ○ | 全学部 |
京都府 | 京都橘大学 | ○ | 現代ビジネス学部(経営学科、都市環境デザイン学科) |
京都府 | 京都ノートルダム女子大学 | ○ | 全学部 |
京都府 | 同志社女子大学 | ○ | 学芸学部(メディア創造学科) |
大阪府 | 大阪市立大学 | ○ | 商学部、経済学部 |
大阪府 | 大阪府立大学 | ○ | 工学域(機械系学類 海洋システム学課程) |
大阪府 | 大阪大谷大学 | ○ | 人間社会学部(人間社会学科) |
大阪府 | 大阪学院大学 | ○ | 全学部 |
大阪府 | 大阪経済大学 | ○ | 全学部 |
大阪府 | 大阪経済法科大学 | ○ | 全学部 |
大阪府 | 大阪工業大学 | ○ | 情報科学部 |
大阪府 | 大阪国際大学 | ○ | 全学部 |
大阪府 | 大阪産業大学 | ○ | 国際学部(国際学科) スポーツ健康学部(スポーツ健康学科) 経営学部(経営学科、商学科) 経済学部(経済学科、国際経済学科) デザイン工学部 (情報システム学科、建築・環境デザイン学科、環境理工学科) 工学部 (機械工学科、交通機械工学科、都市創造工学科、電子情報通信工学科) |
大阪府 | 大阪商業大学 | ○ | 全学部 |
大阪府 | 大阪成蹊大学 | ○ | マネジネント学部 |
大阪府 | 関西大学 | ○ | 文学部、経済学部、商学部、社会学部、政策創造学部、人間健康学部 総合情報学部、システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部 |
大阪府 | 関西医療大学 | ○ | 全学部 |
大阪府 | 太成学院大学 | ○ | 人間学部、経営学部 |
大阪府 | 阪南大学 | ○ | 全学部 |
兵庫県 | 兵庫県立大学 | ○ | 経営学部、環境人間学部 |
兵庫県 | 大手前大学 | ○ | |
兵庫県 | 甲南大学 | ○ | 経済学部、経営学部 |
兵庫県 | 神戸学院大学 | ○ | 全学部 |
兵庫県 | 神戸芸術工科大学 | ○ | 芸術工学部ファッションデザイン学科 プロダクト・インテリアデザイン学科 |
兵庫県 | 姫路獨協大学 | ○ | 人間社会学群 |
奈良県 | 天理大学 | ○ | 人間学部(人間関係学科 生涯教育専攻)、文学部、国際学部 |
奈良県 | 奈良大学 | ○ | 社会学部 |
岡山県 | 岡山商科大学 | ○ | 全学部 |
岡山県 | 川崎医療福祉大学 | ○ | 医療福祉マネジメント学部(医療情報学科) |
岡山県 | くらしき作陽大学 | ○ | 食文化学部、子ども教育学部 |
岡山県 | 山陽学園大学 | ○ | 総合人間学部 |
岡山県 | 就実大学 | ○ | 人文科学部、教育学部、経営学部 |
岡山県 | 山陽学園短期大学 | ○ | 全学科 |
広島県 | 県立広島大学 | ○ | 経営情報学部(経営情報学科) |
広島県 | 広島工業大学 | ○ | 全学部 |
広島県 | 広島国際学院大学 | ○ | 全学部 |
広島県 | 広島修道大学 | ○ | 公募推薦入試商学部・経済科学部指定資格方式の出願資格(選択式)に含まれている。 なお、商学部の場合は、出願資格とは別に取得していると評価の対象となる。 |
広島県 | 広島女学院大学 | ○ | 全学部 |
広島県 | 福山平成大学 | ○ | 経営学部 |
広島県 | 広島国際学院大学自動車短期大学部 | ○ | 自動車短期大学部 |
山口県 | 山口大学 | ○ | 理学部(物理・情報科学科)、工学部、経済学部 |
香川県 | 高松大学 | ○ | 経営学部 |
香川県 | 高松短期大学 | ○ | 秘書科 |
香川県 | 香川短期大学 | ○ | 生活文化学科(生活文化専攻)、経営情報科 |
愛媛県 | 松山短期大学 | ○ | 商科第二部 |
福岡県 | 北九州市立大学 | ○ | 経済学部 |
福岡県 | 九州国際大学 | ○ | 全学部 |
福岡県 | 九州産業大学 | ○ | 経済学部、商学部、地域共創学部(観光学科、地域づくり学科) 理工学部(情報科学科、機械工学科、電気工学科) 生命科学部、建築都市工学部(都市デザイン学科) 芸術学部 (芸術表現学科、写真映像メディア学科、ソーシャルデザイン学科) |
福岡県 | 久留米工業大学 | ○ | 工学部 |
福岡県 | 福岡大学 | ○ | 商学部 |
福岡県 | 日本経済大学 | ○ | 全学部 |
福岡県 | 福岡工業大学 | ○ | 工学部(電子情報工学科) 情報工学部(情報工学科、情報通信工学科 情報システム工学科、システムマネジメント学科) |
福岡県 | 折尾愛真短期大学 | ○ | 全学科 |
福岡県 | 福岡工業大学短期大学部 | ○ | 全学科 |
福岡県 | 香蘭女子短期大学 | ○ | 全学科 |
長崎県 | 長崎大学 | ○ | 多文化社会学部、教育学部、経済学部、歯学部、薬学部、水産学部 |
長崎県 | 長崎県立大学 | ○ | 地域創造学部(実践経済学科) 国際社会学部(国際社会学科)、情報システム学部 |
長崎県 | 長崎総合科学大学 | ○ | 全学部 |
長崎県 | 長崎女子短期大学 | ○ | 全学科 |
長崎県 | 長崎短期大学 | ○ | 全学科 |
大分県 | 別府大学 | ○ | 国際経営学部 |
沖縄県 | 沖縄大学 | ○ | 法学部、人文学部 |
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基本情報技術者試験と重複する部分が多い
そんなITパスポートですが、実は取得するメリットは他にもあります。
実はこの資格、情報処理試験で1ランク上の上級資格にあたる基本情報技術者試験と勉強範囲で重複する部分が多いのです。
つまり、基本情報技術者試験の合格を目指している人にとって、ITパスポートは屁でもないレベルなので、腕試しにはもってこいの練習台になるのです。
通年で実施しているので何度も受験できる
ITパスポートは年に1回指定会場で受験できるほか、CBT方式なら最寄りの指定会場でPCで受験することも可能です。試験日は3カ月前に予約することで随時受験することが可能なので、予算の都合がつけば複数回受験することも可能です。
これだけ気楽に受験できる国家資格が他にあるでしょうか?
答えはNOです。
経済産業省・IPAともに稼ぎまくりというわけです。
これだけ簡単に受験できるとなると、受験者も合格者も増えるに決まっています。
下記のとおり、初めてITパスポート試験が実施されたH23年から令和3年までの間に受験者は約6.3倍、合格者は 役8.5倍に激増しています。
下の表はIPAの公式サイトより引用したものです。平成23年の第1回は受験者数が15470人で合格者が6289人だったことがわかります。
令和3年は96752人が受験し、53574人が合格しています。
国家試験なので更新料がかからない
実はIT関連の資格は1回合格しただけでは済まないものが多いです。
基本的にIT関連の資格はベンダー資格(民間企業が創設した資格)がほとんどで、ベンダー資格は持っているだけで能力を担保するようなことはせず、一定期間ごとに能力チェックをするケースが多く、そこで一定水準の能力に達していない結果になるとお金を払って再度受験しなくてはいけません。
ところがITパスポートをはじめとする国家資格は1回合格したらそれきりなので、常に上位資格を目指すことに意識を集中させることができます。
ITパスポートの難易度
合格ラインが正答率60%というのは様々な国家資格に共通していますが、ITパスポート試験で正答率60%は非常に簡単であると言えます。ただし、これには条件があります。
完全な文系出身で一切対策せずに受験したらどうなるかというと、間違いなく不合格になります。
ここまで簡単だとこきおろしてきましたが、全くなんの対策もせずに合格できるほど簡単な試験ではありません。
最低でも下記で示すような知識を修得する必要はあります。
- 2進数、8進数、16進数の違いと、それぞれに変換できる知識。
例:10進数で25は2進数と16進数ではどう表現できるか。 - データベースの正規化を理解する能力。
- 鍵暗号方式の意味とそれを理解する能力。
- 先入れ先出しと後入れ先出しの違いを理解する能力。
- クリティカルパスを理解する能力。
- システムの稼働率を算出する計算力と理解力。
- CPUの処理速度を算出する計算力と理解力。
参考程度にいくつか列挙してみましたが、正真正銘の文系人間がなんの素養もないのに突然受験して例に挙げたような問題を解くのは不可能です。
いくら簡単で難易度が低いと揶揄されるITパスポートでも、文系の人間が対策無しで合格できるほど甘くはありません。
実際、不合格になっている人というのは、文系の人が完全に舐めてかかったか、勉強不足のどちらかです。
私は基本情報技術者試験の対策をしていて、あまりにも難しすぎて過去問でさえ6割の正答率に達しなかったので、試しにITパスポートを受験して正答率95%で合格しましたが、それなりの対策をしていたから簡単だったわけで、ゼロスタートの人はある程度は対策しないと下手したら落ちます。
また、過去問を丸暗記しただけで大丈夫だろうと舐めてかかって不合格になるケースも多いようですが、ITパスポート試験は暗記すべきところと暗記だけでは駄目なところを明確に分けて対策する必要があります。
ITパスポートの暗記対策のポイントにつていは、左記リンク先の【ITパスポートで暗記すべきポイントは分野・分類ごとに分けるべき!】でも詳しく解説しているので参考にして下さい。
ITパスポート試験は独学で対策可能か?
ところで、ITパスポートの社会的評価とか仕事で役に立つかどうかは別として、とにかく合格したい人にとっては独学可能かどうか知りたいところでしょう。
結論から言うと可能です。
ITパスポートは文系出身者にとっては簡単とは言い難い面もありますが、合格ラインが60%だからです。
おそらく、ずぶの素人で文系出身の人が短期間勉強しただけで受験したらギリギリ合格か良くても70%ぐらいではないでしょうか。
ITパスポートの独学で成功するコツや失敗する理由については、ITパスポートが難しすぎて受かる気がしない人に必要な勉強方法で詳しく解説しているので、独学でチャレンジしようと思う方は是非とも参考にして下さい。
過去問を徹底的にやりこなす!
対策に使用する教材に何を選べば良いか悩むかもしれませんが、午前問題のほぼ90%が過去問から出題される傾向は今も昔も全く変わっていませんので、過去問を徹底的にやりこんで下さい。直近3~5年分の過去問をこなせば出題の傾向性は嫌でもわかります。
午前問題は9割が暗記で対応できるレベルの問題しか出ないので、深い意味まで理解できなくてもかまいません。
ただし、意味も分からず問題の答えだけを覚えるのはオススメできません。そういう時はそこを捨てる覚悟で理解できるところを増やす形で勉強を進めたほうが効率が良いです。
文系か理系かでそれほど差が出る?
ITパスポートのような情報処理の試験は間違いなく文系と理系で差が出ます。
文系・理系の違いは明確で、文系は理論的で理屈っぽく型にはめて考えるのが苦手というか、それをすると表現の自由がなくなるのでタブーです。
しかし理系は杓子定規で計ったように数学の公式に値を当てはめて正解を導き出すことが当然だという脳の構造になっています。
何度も言いますが理系と文系は明らかに異なるので、情報処理試験は理系が圧倒的に有利です。このことについては、ITパスポートは文系の難易度が高い?公開データをもとに徹底検証でも詳しく解説しています。
私は高校も大学も文系一筋で(中国語専攻でした)、この試験を受けるまで仕事でも難しい計算をした経験などなかった人間なので、正直苦労しました。ひとつレベルを下げて合格したという暴露話は全然自慢になりません。
ただし、何度も言いますがITパスポートは苦労してまで合格する価値はありません。合格したからと言って多くの会社では評価されませんし、地方ではいまだに名前も知らない人が多いです。
私はヘタレなので挫折してしまいましたが、どうせなら基本情報技術者試験試験の合格に向けて頑張ったほうが価値があります。お金にも余裕があるし力試しに受けると言うのなら大賛成ですが。
私は初級シスアドも基本情報技術者試験も両方とも不合格で自信を無くしてリタイヤしましたが、基本情報技術者試験なら認知度も高くて社会的評価もある程度見込めるようです。
転職活動をした経験上、基本情報技術者試験について話が及ぶと面接官も「え?持ってるの?
」と体を乗り出してくることが多々ありました。「持ってません」と答えている自分が情けなかった。
まとめ
ITパスポートは意味がないというのは本当かどうか疑問視する問いに対する答えは、その人の目指すべき方面や今いる立ち位置によって全く異なると断言します。
筆者の考えでは、ITパスポートを評価してもらえる企業などにアピールする目的があるのなら取得する価値はありますが、御自信に当てはまらないのなら取得する価値はあまりないと考えています。
ただし、合格に向けて取り組む過程で養われる知識や教養は絶対に無駄になりません。世間的にはむしろ合格結果よりも教養としての価値を見出すケースのほうが多いかもしれません。
そして受験対策に関しては、学力とか記憶力・理解力には文系・理系を抜きにして大きな個人差があるので、自分は無理でも誰かは簡単にできるという事柄は山ほどあります。
また、勉強に臨む環境や決意・意気込みも大きく関係します。
参考までに、どうしても過去問や問題集を使って独学で合格したいという人は以下の参考書をマスターできれば必ず合格できるはずです。
1発で合格した私が太鼓判を押すので間違いありません。
また、すでに独学で挫折してしまったけども再チャレンジしたいという人には通信教育をおすすめします。ITパスポートに関しては独学でチャレンジするのは2回目までが妥当です。
2回も不合格になるからには、少々勉強の仕方に問題があるかと思われますので、質問や添削を受けることのできる通信講座で理解を深めることが必要になるかと思います。
通信講座で合格を目指すなら、有名な資格試験対策の通信講座フォーサイトをおすすめします。ここの教材は行政書士の教材を見た限り、的を絞った良い教材だと感じました。評判の良さもあながちではありません。それに他社と比べてかなり安いのが魅力です。
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けっこうてんこ盛りの講座なので、受講料は16,800円(税込み/送料別)となりますが、独学で駄目だったのならこの価格で合格できれば易いものです。通信講座でも成果が出なければ諦めたほうが良いでしょう。
また、もっとたくさんの通信講座と比較したい場合は、ITパスポート通信講座についてまとめたITパスポート【通信講座】比較9選!おすすめは質問に答えてくれる講座!を参考にされると良いでしょう。
壁に飾ってある合格証書の中に、「経済産業大臣 枝野幸男」の文字が政権交代のシンボルとして怪しく光っているのが奇妙に見えます。たった1期しかもたなかった幻の政権(民主党)で経済産業大臣を務めた人物の名前が刻まれているのはある意味なにかの暗示なのかもしれません。
IPAの公式サイトのリンクを貼っておきます。
こちらからITパスポート試験の申込の手順など簡単に確認することができます。どうしても合格したいという思いで勉強している方は是非とも頑張って下さい!
人間、何か目標に向かって頑張ってる時が輝いてるものですよ。
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