近所の自転車屋で税込み5,000円のロードバイク用の空気入れを売っていましたが、ネットで見かけたGORIX(ゴリックス)製品が2,699円でほぼ半額だったので試しに購入して使ってみました。
ネットでノーブランドの製品を購入すると安いだけで使い物にならない商品が多いため、当初は半信半疑でしたが、実際に使ってみるとややクセはあるものの、ちゃんと使えることが分かりました。
ゴリックスのフロアーポンプ(GX-33P)はちゃんと使えるがゲージが正確か謎である
結論から言いますと、ゴリックスのフロアーポンプGX-33Pでロードバイクのタイヤに空気を入れることは可能ですし、タイヤがパンパンになるまで空気が入ります。
ただし、フロアーポンプに付いているゲージが正確かどうかよく分かりません。というのは、明らかにポンプのレバーが重くて動かなくなるまでプッシュしているのに、ゲージを見ると赤い針がまだ6barを指しているのです。
これだけ重くて6barとかあり得るのかと思いながらとりあえず7barまで入れるのですが、全体重をかけてプッシュしてなんとか7bar入れるのが精一杯でした。
タイヤを触るとカチカチになっているので、間違いなくそこそこの圧力になっているのは間違いありません。
考えらえることは以下の2つです。
- ゲージの数値が実際よりも低めに設定されている。
- 実は7bar入れることさえ困難な仕様となっている。
■1番目の可能性について
もしもゲージの数値が低めに設定されているのだとしたら、7bar入れたつもりが実は8bar入れているかもしれないことになり、やや空気の入れすぎになる恐れがあります。
私はこの可能性を疑っていて、いつも最大で7bar以上は入れないようにしています。そこまでパンパンに入れなくても十分気持ち良く走れるので、妙なことをしてバーストしたりしたら最悪です。
■2番目の可能性について
7bar封入することさえ困難な設計なのだとしたら、ただのインチキ商品ということになりますが、頑張れば空気は入りますし、値段的にこれくらいなら我慢できるというのが実感です。
安かろう悪かろうという言葉ありますが、この商品の場合、悪くはないが最良とは言い難く、安いから許せるといったところです。
実際に購入して利用している人の口コミや評判
Amazonの公式サイトでGPX-33Pを販売しているページに商品レビューがあったので引用させて頂きます。
どうも私と同じで安いからこんなもんだと認識している人は他にもけっこういることが分りました。
あと、自転車を含めて自転車関連の商品が少しずつ高くなっているのは気になりました。
その他の問題点や特徴、使ってみた感想、メリット・デメリット
上述の問題点以外でなにか不都合な点があるかと言えば、まったくありません。強いて言うなら、自転車屋に置いてあるロードバイク専用のフロアーポンプのほうが難なく8barまで空気を入れることができるので、少しでもしんどい思いをしたくない人は5,000円くらい払えばメーカー品が購入できます。
信頼性と使いやすさの点では、明らかに自転車屋に置いてあるメーカー品のフロアーポンプのほうが良いです。
私は色々と試してみるのが好きなので、安い商品を購入してメーカー品みたいにちゃんと使えたらラッキーだと思って使ってみましたが、ゴリックスのフロアーポンプGX-33Pで7barまで入れるのは疲れます。
ちなみに私は身長180センチ・体重82㎏でけっこう力もあるほうなので、私よりも小柄で筋力がない人はちょっとしんどいかもしれません。何度か使ってみてコツが分かれば慣れますが、それまでは疲れると思います。慣れれば体重を乗せてレバーを下げる感覚が掴めます。
ところで、最大160psiとか書いていますが、何を言いたいのかさっぱり分かりません。160psi=11barなんて、どうやったらそんな馬鹿力が出せるのか見せて証明して欲しいところです。この点に関しては間違いなく誇大表示確定です。
しかし、ロードバイクに11barも空気を入れる必要は全くないので、この点に関しては気にしなくて良いです。
ここでもう一度ゴリックスのフロアーポンプGX-33Pのメリット・デメリットを見てると下記の通りとなります。
メリット
デメリット
GORIX(ゴリックス)のフロアポンプGX-33Pの総合評価
普通にロードバイクに空気を入れるだけなら十分問題ないレベルだと思います。7barまで空気を入れるのがしんどいですが、値段相応といったところでしょうか。
世のなかにはきちんと使えると言っておきながら全く空気が入らないフロアーポンプや、規定の圧力まで空気が入らないフロアーポンプが存在しますが、ゴリックスのフロアーポンプGX-33Pで7barまで空気を入れることは、少し力が必要ですが可能です。
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