馬乗り状態のキロランケにナイフを付きたてられた鯉登少尉は絶体絶命の大ピンチでしたが、駆けつけた谷垣が銃でキロランケを撃ちなんとか助かります。もはや虫の息のキロランケからウィルクを殺したのはキロランケなのかどうか聞こうとするアシリパでしたが、キロランケはもはや正常に考えることが出来ない状態でした。キロランケはアシリパの問いかけに応えることなく死んでしまい、白石が氷で墓を作ります。
この流氷はアムール川の河口の水が凍ったものが流れて来たもので、流氷が息つく先もアムール川なのだとキロランケから教わっていた白石は、そうすることでキロランケをアムール川のある故郷へ返しあげたのでした。そして、キロランケは真面目過ぎたのだとその死を悔やみます。
月島と尾形の手当
アシリパを奪還した杉元たちは月島と尾形の手当てをするためひとまず亜港(あこう)のニブフ民族集落へ戻ります。なお、途中で偶然出会った岩息舞治と灯台守の老夫婦の娘スベトラーナも同行します。
月島はスベトラーナの気持ちをよく理解したうえで岩息舞治と一緒に大陸へ逃げるよう勧めます。そして自分が渡すという前提で灯台に住む両親に手紙を書くよう説得します。
ところで、世話になった二ヴフのおばさんの話によると月島はだいぶ良くなったが、尾形の傷は重症だから自分たちの処置では治らないと告げられ鯉登少尉は困ります。日本軍人であるだけでなく密入国者である自分たちが医者に行って通報でもされたら一巻の終わりだと考えたのです。
ところが杉元は二ヴフの恰好をしてればバレないだろうと医者に行くべきだと主張します。結局、一行は月島と尾形を医者に診せに行くとにします。
逃亡する尾形
町医者に2人を診せたところ、尾形は重症なのでここの設備では助けることができないと医者は説明します。問題が大きくなることを恐れた鯉登少尉はここで処置するよう指示しますが、医者は無理だと譲りません。
杉元は尾形にはまだ喋ってもらうことが山ほどあるといい、医者の言う通り設備の整った病院へ移すことに同意します。
医者の献身的な処置を受けた尾形でしたが、医者によると呼吸も血圧も弱くなっているので明日の朝まではもたないだろうと宣告されます。
それを聞いた杉元は最後に何か聞き出そうと部屋の中に入りますが、そこには尾形の姿がありません。尾形が逃げたと思った杉元はアシリパから離れないようにしながら周囲を捜索します。
ところが尾形はまだ部屋の中にいて医者の妻を人質にとっていたのです。尾形がいることに気付いた鯉登少尉でしたが、妻を人質を取られた医者は尾形に鯉登少尉を殴るよう命令し鯉登少尉は拳銃を奪われたうえに意識を失います。
尾形は医者の妻を人質にとった際、流暢なロシア語で命令しており、実はロシア語を話せることを隠していたことが分ります。
この後、尾形は手負いのまま馬に乗って逃亡してしまうのでした。
相棒の契約更新
尾形にはまんまと逃げられてしまった後、アシリパは杉元にこのあとどうするのか尋ねます。
杉元は網走監獄で撃たれてしまい、鶴見中尉に入れ墨人皮を全て奪われてしまったため戻るしかないと答えます。
そして、現状では金塊に一番近いのは鶴見中尉であり、土方歳三に加わるよりはましだと話します。
それならまだ「金が必要な状況に変わりはないな?」と確認するアシリパに対して、杉元は相棒の契約更新を受け入れるのでした。
第4期へ続く。
ゴールデンカムイのその他のエピソードについては下記の関連記事を参照して下さい。
第35話・第36話のあらすじをまとめて解説しています。
ゴールデンカムイ:第35話『罪穢れ』あらすじ解説【ネタバレあり】
ゴールデンカムイ:第37話『あばよロシア』あらすじ【ネタバレ】
なお、ゴールデンカムイ【アニメ3期】あらすじまとめて解説で3期のあらすじをまとめて解説しています。
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