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システム保守・運用はIT業界の地雷!未経験可はきつくて辞める人多いから

サーバー保守・運用きつい・辞めたい ネット・IT

この記事ではシステム保守・運用の仕事を1年半経験した筆者の経験に基づき、保守・運用の勤務体制・仕事内容・給与水準について紹介するとともに、この仕事をきついと感じて辞めたいと思う人がどう感じているのか紹介します。

すでにサーバー(システム)の保守・運用の仕事に携わっている人でこれからどうしようか悩んでいる人や、これから保守・運用の仕事に就こうか検討している人にとって参考にして頂ければ幸いです。

システム保守・運用がきついと感じる理由ベスト5

「システムの保守・運用はきつい」という言葉は本当によく耳にしますが、きついと感じる人にとってそう感じる理由は椅子に座ったままPCの画面と向き合うようなワークスタイルが合っていないというケースもありますが、それだけではありません。

保守運用の仕事をしている人に「きつい」理由について尋ねるとだいたい下記のような答えが返ってきますし、筆者も全く同じ気持ちで働いていました。

  1. 勤務体制が不規則
  2. 仕事内容が単調
  3. 給与水準が低い
  4. 客先常駐で気疲れする
  5. 目的意識の乏しい就業者が多い

これが全てとは限りませんが、システムの保守・運用の仕事が「きつい」と感じている人は上記のいずれか、もしくは2つ、下手をすると全て当てはまるケースもあります。

以下、ひとつずつ解説していきます。

勤務体制が不規則(シフト制の職場が多い)

シフト表

 

保守・運用を受け持つサーバーにもよりますが、大多数のサーバーは24時間誰かが監視する必要のある重要なデーターを管理しているケースが多く、夜中であろうとサーバーがダウンしたり正常に動作しなくなったりするとエンドユーザーの利用状況に影響が出ます。

例えば、ECサイトがダウンしたりするとネットショッピングをするユーザーが買い物できなくなるので多額の機会損失が生まれますし、ECサイトに限らず24時間稼働している大手製造業の帳票管理システムでもサーバーがダウンすると生産計画に影響が出て生産ラインを止めざるを得なくなることさえあります。

そのため、システム保守・運用の現場は24時間体制で3交代のシフト制を組んでいるケースが多々あり、夜勤も当たり前のようにこなす必要があります。

3交代勤務を知らない人もいると思うので下記に示すとこんな感じです。

  • 日勤 7時~16時
  • 遅番 15時~22時
  • 夜勤 21時~8時

工場勤務の3交代など経験したことがある人なら分かると思いますが、それと全く同じです。医療・福祉業界と重なる部分も多いですね。

これを1チーム3~4人で編成して4チームでグルグル回すわけです。そして夜勤明けは強制的に明け休みになり、翌日も休みになります。(普通は・・・)

ただし、筆者も経験しましたが保守・運用の仕事で夜勤はけっこうきついと感じました。人間は一般的に夜は眠りやすく日中に活動しやすい体に出来上がっています。それが正常な自律神経の状態なのです。

ところが夜22時に出勤して朝の8時頃まで起きて仕事をするのですからきつくないわけがありません。これは保守・運用に関わらずどんな仕事でも言えることです。

保守・運用の仕事がきつくないと感じている人の多くは夜勤がない日勤ベースの現場しか経験したことがない人が言っていることが多いです。

筆者の友人も金融機関の保守・運用の仕事を日勤ベースで20年以上ずっとやってますが、夜勤でやるような仕事ではないと言っています。

仕事内容が単調で身にならない

暇なイメージ

システム保守・運用と一口に言っても様々で、スケジューラーに組み込まれたバッチファイルが自動で実行されるのを監視しているのがメインの職場もけっこうあるようです。

そういうケースでは保守・運用といってもメインは監視業務になるので、言い方を変えるとシステムの警備員みたいな感じです。

とは言っても誰かがやらなければならないことなので重要なことなのですが、安定したシステムほどジョブがアボートする確率も非常に低く、そうなると何も起こらないのが逆に辛くなることもあるようです。

下手をすると1週間何も問題が発生せず、ただ椅子に座って画面に表示されたログを確認するだけになることさえ十分あり得ます。

これは会社やシステムにとっては非常に良好なことで嬉しい限りですが、勤務している当事者にとっては少々心苦しいというか、仕事のやり甲斐を感じるのが難しくなります。

いわゆる暇すぎて腐るという状態で、これはこれでけっこうきついです。

また、これはシステムの保守・運用の仕事はスキルがつかないと言われる理由とも重なる部分が大きいです。これに関してはサーバーの保守・運用の仕事内容はスキルが身につかないって本当?でより詳しく解説しています。

給料水準が比較的低いので経済的にきつい

給料安いイメージ

システムの保守・運用の仕事内容は夜勤があったりやり甲斐がないなどマイナス要素があることは前述したとおりですが、実は給与水準もけっこう低いことで有名です。

そもそも、保守・運用の仕事はプログラマーなどのエンジニアと違い、技術を駆使して何かに取り組む仕事ではありません。

むしろ、マニュアルに則り決められた手順でシステムが正常に動作しているか否か監視して、問題が発生したら手順通りに対処するのが基本なので、逆にいうと臨機応変な対応というものは要求されません。

臨機応変な対応が求められる保守・運用の現場があるとすれば、それはある意味管理体制が万全ではないと言えます。なぜなら保守・運用の仕事は誰かが辞めて欠員が出たとしても、すぐに新しい人を雇って戦力として投入していけるようなものでないと困るからです。

1年も2年もかけてようやく監視やトラブル対応の手順を修得できるシステムでは、管理を請け負い人員を投入するも会社もサーバーの持ち主である顧客も大変です。

要するにシステムの保守・運用の仕事は、それほど高度な知識や修得に何年もかかる技術が求められないかわりに給与水準が比較的低いのが一般的なのです。

また、夜勤があるといっても大部分は管理を請け負う会社が持って行ってしまうので、現場の従業員にはたいした額が分配されません。

そもそもシステム保守・運用の業界では非正規雇用の絶対数のほうが圧倒的に多いので、時間給で労働している人も多く、最賃ではないけれども普通のバイトと大差ない時給で働いている人も珍しくありません。

地方だと月給で額面20万くらいとかザラです。稼げる仕事かどうかと聞かれれば、間違いなく稼げない仕事だと断言します。

客先に常駐するので気遣いで疲れる

人間関係

システムの保守・運用の仕事をする前からIT業界の事情にそこそこ詳しければ分かることではありますが、自社サーバーを管理するわけではない限り保守・運用で管理するのは間違いなく他社のサーバーです。

つまり、自分が所属する保守・運用の請け負い会社から顧客の会社に配属されて、顧客のオフィスに常駐する勤務形態がメインとなります。

こういう働き方をする人や就労形態の人達をBP(ビジネスパートナー)とかSIer(システムインテグレーション)と略して呼ぶことがありますが、客先に出勤して働くなら似たようなものです。

つまり、常に顧客の顔色を気にする必要があるわけではありませんが、職場によっては顧客のチームに請負会社の社員が混ざって就業するケースもあります。

顧客の社員と一緒に就業するケースでは、もしも性格合わない人がいた場合、お客様だからという理由で上司が全く対処してくれないこともあり、そうなると地獄です。

また、一緒に働いているうちに自社と顧客の線引きができなくなって自分を顧客の会社の一員と誤認してしまう人が現れるケースもあります。

こういう人が現れると考え方を改めさせるのに相当苦労しますし、下手をすると職場の人間関係を妙な方向へ乱されることさえあって大変です。

顧客のオフィスに常駐して働くという勤務形態は、新鮮な空気に触れることができる良い面も多いですが、勘違いしている人と一緒に働くと相当厄介な目に遭うのも事実で、これはけっこう疲れます。

目的意識の乏しい就業者が多い

目的意識

全ての会社がそうだとは言いませんが、少なくとも筆者の知る限りシステムの保守運用の仕事に携わる人は刹那的というか、現状維持できればそれで満足という人が多かったです。つまり、向上心を持って意識的に生きている模範的な人が少ないです。

頑張って資格を取得して開発系の職種へキャリアアップしたいとか、職場環境を良くするためにはどうしたら良いかなど前向きな考えや発想を持った人が極端に少なく、とにかく怒られないよう言われたことだけやれば良いという人生観の人が目立ちました。

そういう人たちと仕事をするのをなんとも感じない人もいるでしょうが、一緒に仕事をする人がモチベーションの低い人ばかりだと、人によってはウンザリして嫌になることもあります。

保守運用の仕事を長いことしている人に共通する特徴として下記のような点が挙げられます。

  1. 仕事内容を深掘りしようとしない→そういう姿勢を批判する。
  2. 趣味がパチンコとかスロット→やるのは結構だが他に趣味を持っていない。
  3. 資格取得や自己啓発に全く取り組もうとしない→とにかく向上心が乏しい。
  4. コミュニケーションスキルが著しく低い→隣に座っているのにメールでしか連絡しない。
  5. 契約解除になった時のことを全く想像できない→100%会社のせいだと信じている。

かなり辛辣なことを並び立てましたが、8割~9割くらい似たような傾向性の人が多かったのはある意味で不思議ですが、会社が意図的に似たような傾向性の人を集めたとも言えます。

なぜなら、サーバーやシステムの保守運用の仕事というのは、そういった傾向性の人でないと長続きしにくい特性があるからです。

真面目にひとつのことに取り組んで熱心に勉強するような性格の人が一日中監視画面のログばかり眺めていたらメンタルがやられてしまうでしょう。

ある意味、少々無頓着というか、指示された仕事内容以外のことに対して生真面目だったり、神経質に考えるような性格の人は続かないと思います。

もしも今この記事を読んでいる人がこれからシステム保守・運用の仕事を検討しているのなら、選択肢から除外するか、選択肢の最後として考えるのが無難です。この世界で前向きで模範的な人間を見つけるのは難しいです。

きついので辞めたいと思ったら即断せずに慎重に!

行動・選択・決断

筆者が過去に1年半だけ在籍していた保守・運用の現場でも新卒で入社した社員の人がいましたが、将来性を感じず悩んでいたのを覚えています。

また、同じように感じる社員の人で他の業界へ転職する人もチラホラいました。

ただし、システムの保守・運用の仕事はなにか特定のスキルを持っている人なら別ですが、この現場で新たなスキルを修得できる可能性はけっこう低いので、嫌になってすぐに辞めるのは非常にリスキーです。

筆者の知る限り、システムの保守・運用の仕事を辞めて転職した人の多くは人材紹介業や紹介予定派遣など、どこかの会社に片足を突っ込んだ形で就労できるケースで転職し、1年~2年で正社員として正式に採用されることが担保されるような仕組みを利用した人を何人か見ました。

また、そういう形で転職に成功した人達は、もともとシステムの保守・運用を請け負う会社の社員としてどこか別の会社のサーバールームとかに配属されたケースが目立ち、新たに転職した先は会社のIT部門とか社内SEと呼ばれる業種ばかりでした。

つまり、一発で正社員は難しくてもワンクッション踏むことで今までの経験も多少は生かしたまま他の会社で似たような職種に就く道もあるということです。

筆者の場合は完全に異なる業界(福祉業界)への転職になりましたが、筆者は社会福祉士の資格も取得してそれなりのステータスも獲得することができました。

正直なところ、仕事は無闇に変えないほうが良いと思っています。転職にはリスクがつきもので、転職に成功しても給与が上がるとは限りませんし、職場の人間関係を一から構築するのはなかなか大変で労力が要るからです。

また、転職することで色々な経験が詰めることを前向きに捉えてくれる社会なら良いのですが、日本はまだまだそういう風土ではないと感じます。特に地方は都市部と比べると考え方やリテラシーの面で最低でも10年以上は遅れています。

それでも、貴重な人生の時間を無味乾燥な仕事に捧げたくないと感じる人は、筆者のように転職する道を選ぶと良いでしょう。

令和の時代は昭和・平成と比べ物にならないくらい情報とチャンスに溢れています。

やる気次第で道は開けると信じて一歩踏み出してみるのも悪くないと思います。

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