ロードバイクやクロスバイクなどフロントギアがむき出しになっている自転車に普段着で乗ると、どうしても足首からふくらはぎの内側がギアに当たって黒い油がついたり裾が破れたりします。そのため巻き込み防止の裾止めバンドを巻くか七分丈のズボンを履くしかないですが、バンドが意外と高いので他のモノで代用できないか考えてみました。
ロードバイクでサイクリングに行くならサイクリングパンツとサイクリングジャージを着るだけで解決しますが、近頃は通勤にロードバイクやクロスバイク乗る人が増えているみたいです。
私服の通勤では裾バンドを使用するのが一般的
そうなると、背広を着る職場なら背広を着て自転車に乗る必要がありますし、私服の職場なら私服を着て自転車に乗ることになります。通勤にサイクリングパンツを履いて、職場で着替えることが可能ならそれがベストですが、更衣室のない職場もあるかもしれません。
ただし、背広も私服も長ズボンでロードバイクに乗るとフロントギアに裾が接触して、汚れたり傷んだりします。
一般的には裾に市販のバンドを巻いて対処している人がほとんどです。
また、更衣室で履き替えることを前提として、七分丈のパンツを履いて職場で履き替える人も見舞掛けます。
七分丈のパンツはパールイズミの商品が材質も良く見た目もお洒落でおすすめで私も愛用しています。
裾バンドは下の画像みたいな商品が一般的で私も購入したことあります。
厳密にはフクラハギまで絞らないとフロントギアに当たって黒くなることが多いので、1本では足りないことの方が多いと思いますが、足の太さやペダルを踏んで回す時のクセも関係あります。
正直なところは2セット持っておくのがオススメです。
ところが、このバンドって意外と失くしたりしてしまうもので、必要だけれど何度もお金を出したくないという、微妙に中途半端な値段なのが頭を悩ませます。
そこで私は身の回りのモノで代用できないものはないか考えてみました。
ダイソーの100均マジックテープを代用してみた
私も色々な理由で、どうしてもサイクリングパンツを履いて乗ることができない時は、七分丈のパンツを履いて行くようにしています。七分丈はちょうど膝下までの長さのパンツなので、足がギアに当たる心配は要りません。
市販の裾バンドだと2000円くらいするので、同じ働きをしてくれる、もっと安いアイテムはなんなのか考えました。ところが最近、このバンドにそれほどの価値があるのか疑問を抱くようになりました。
なぜなら、裾を縛るだけなら見た目を重視しなければ何を使用してもいいはずなので、別の安価なモノで代用できないかと考えたのです。
七分丈のパンツもよろしくないような場所へ行く時は、やはり普段着で乗車するしかないので、ズボンの裾をバンドで固定して乗るようにしていました。
そして、たまたまダイソーで手芸に使用するためのマジックテープを売っているのを発見し、品物の長さと自分の裾のあたりの足の太さを確認し、念のため2セット購入しました。(1セット:30センチ×2本)
結論的に言うと、100均のマジックテープは十分役目を果たしてくれました。というより今でも使用しています。そして、2セット購入したのは正解でした。
マジックテープは、表面の形状が異なる2種類テープが1本ずつ入った形式で売られており、それぞれ裏側は粘着シールが施されています。
要するに、普通に使用する際は種類の違うマジックテープをお互いに貼り合わせてしようすれば、それだけで何かをぐるっと巻いて固定できる仕組みになっているのです。
成人男性の足の裾を1セットだけで巻こうとしたら、とても長さが足りないのです。
写真の巻き方は30㎝のマジックテープを同じ個所で巻いていますが、好みに応じてギアの当たり易い箇所を重点的に巻いたりもできます。
また、あと2セット購入したらふくらはぎのあたりも念入りに巻くことができます。
30㎝×4セット=440円
100均のアイテムでこれだけ実用性があれば、コスパ抜群の易い買い物だと思います。
100均のマジックテープを利用するデメリット
100均の材料で代用するという戦法はオススメですが、あくまで機能性とか利便性を重視したもので、美観まで補償するものではありません。
もちろんデメリットあります。
それは、100均のマジックテープは両面テープで張り合わせて使用する仕様になっているので、誤って異なる形状のマジックテープを貼り合わせてしまうと、ほぼやり直しが効きません。
粘着力が強すぎて、一度でも貼り合わると剥がせても使い物にならなくなるのです。
そのため、やるなら一発勝負です。
また、ハンドメイドみたいなものなので美観までは補償できません。
あくまで、応急処置というか、機能を提供してくれるだけです。
表面の形状が同じ種類のものを貼り合わせて1本にして、それを2セット作る必要があります。マジックテープの表面の形状は同じ形状だと引っ付きません。
また、100円で購入して帰るのは表面の形状が異なるものが1本づつ入っているので、100円で一袋購入しただけで使用できません。
つまり、機能性を重視するだけなら良いのですが、見た目を気にする人にはオススメできません。
見た目をお洒落に決めたい人は、下記のようなカラフルなデザインな商品もあります。
近年、自転車に乗っている最中の事故について各都道府県で保険の加入を義務づける地域が増加傾向にあります。
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その他、ロードバイク関連の記事に興味がある方は下記の記事も参考になります。
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