バウンサー13巻は死んだはずの鈴木が獅子戸丈一郎と蜂野信也の前に現れた理由や、蜂野が知りたがっているBデータの詳細について多くの真実が明らかになります。
鈴木と再会した獅戸は初めて鈴木と遭遇した時の記憶が蘇り恐怖に震えますが、蜂野は待ち焦がれた兄の仇に会えたことをチャンスと捉え、待ってましたと言わんばかりに猛攻撃をしかけます。
ところが、鈴木の圧倒的な怪力の前に蜂野の伝統空手は通用せず、力でねじ伏せられてしまいます。
登場人物
獅子戸丈一郎(ししど じょういちろう) 蜂野信也(はちの しんや) 虎井清十郎(とらい せいじゅうろう) 鰐淵剛志(わにぶち つよし) 高島亮一(たかしま りょういち) 田中(たなか) |
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生きていたと思った鈴木は実は伝言を伝えに来た田中だった
犬のマスクを被った鈴木が2人に「久しぶりだワン」と話しかけると獅子戸丈一郎はこれが鈴木だと蜂野に教えます。
すると蜂野は詳しい話も聞くことなく一方的に攻撃をしかけます。ボディーへのパンチ、顔面への蹴りと綺麗に繋がったと思った次の瞬間、蜂野は鈴木に足を掴まれてしまい怪力で振り回された挙句、木や地面に叩きつけられてしまいます。
ところが、獅子戸丈一郎が助けに入ろうとすると鈴木の他にも動物マスクの男が新たに3人(ウサギ・トリ・クマ)現れます。
蜂野はクマのマスク男に背後から羽交い絞めにされ獅戸は鈴木と向き合います。ところが獅戸は鈴木の間合いが以前よりも近いことに違和感を覚え、犬のマスク男が鈴木ではないことを見破ります。
なんと鈴木だと思っていた犬のマスク男の正体は牛のマスクを被った田中だったのです。田中は2人に佐藤からの命令で伝言を伝えに来ただけで先に攻撃するつもりはなかったようです。
伝言の内容は、東京フィストが現在進行形で取り組んでいる小池親子の身辺警護から手を引けという内容でした。理由は小池親子はBデータに関わっていて、「小池親子を狙っているストーカーが東京フィストに対処できるような代物ではない」からということです。
田中は用件を済ませると仲間のマスク男3人とともに帰ってしまいます。一方、蜂のはクマ男に失神させられてしまいます。
高島にBデータの内容を教えるよう迫る蜂野
蜂野は獅戸に東京フィストのセーフハウスへ運ばれて翌朝目を覚まします。そして、起きるなり田中たちを逃がした獅戸を猛烈に非難して一方的に制裁を加えます。しかし獅戸は無謀な男の行く末など分かり切ったものだと後悔はしません。
その後、蜂野は東京フィストの幹部である高島に田中たちと遭遇した件を報告し、Bデータについて教えて欲しいと頼みますが断られます。
どうしても話そうとしない高島に対して直接社長から聞き出そうとする蜂野でしたが、実は鰐淵社長は数カ月出社していないという事実が判明します。実は鰐淵社長と虎井清十郎の2人はヒットマンに命を狙われており、鰐淵社長だけ対策のために秘密の場所に潜伏しているのでした。
公安の職員からの情報なので間違いようですが、なぜか虎井だけは普通に出社して姿を隠すことはしません。これには何か理由があるようで、この段階ではまだ理由がわかりません。
鰐淵社長に会うためCOCへ行く虎井・蜂野・獅戸
鰐淵社長の居場所を聞き出せなかった蜂野は幹部社員である虎井清十郎に鰐淵社長の居場所を教えて欲しいと頼みますが、虎井は案外あっけなく了解します。ただしそれには条件があるとのことで、それは獅戸も一緒に話を聞くという条件でした。
3人揃ったところで虎井は2人を港区の街中にある平凡な建物の中へと案内します。エレベーターに乗り地下深くまでたどり着いた所にあったのはなんと東京フィストのCOC(中央オペレーションセンター)という監視施設でした。
COCでには大勢のオペレーターが配置されており、東京フィストが契約している顧客からかかってくる1日1000件近くの電話に対応している他、設置してある防犯カメラをCOCから見ることも可能です。
そして肝心の鰐淵社長はCOCにある別室で独り全裸で筋トレに励んでいたのでした。
鰐淵社長が語るBデータの正体と誕生の経緯
鰐淵社長に会いに来た3人に対してBデータの秘密が明かされます。鰐淵によるとBデータとは日本の警察組織が持っている裏情報の全てと解釈することができます。
鰐淵社長はBデータの細かい案件などについては語らず、Bデータが誕生した経緯やその内容のあらましについて隠さず説明します。
Bデータの原点は江戸時代の奉行所など今の警察に該当する組織が江戸を管理するにあたり、どうしても人手が足りないので自腹で街のチンピラ・ゴロツキ・有力者を雇って「岡っ引」として利用したことが始まりになるそうです。
「岡っ引」の数は300人はいたそうですが、「岡っ引」を雇っても人手が足りないので「岡っ引」はさらに「下っ引」を雇い、総勢3000人におよぶ警察組織の勢力が誕生したというのです。
これら「岡っ引」や「下っ引」にもある程度の権限を与えて治安維持に努めることで、江戸の秩序が保たれてきたとのですが、それは江戸幕府が終わった後の明治政府にも引き継がれたようです。
明治政府ではフランスに倣い独自の警察組織が作られましたが、それは事実上軍隊としての機能を重視したもので現在でいうところの「警察」ではなかったため、江戸時代に利用されていた「岡っ引」を再利用することになります。
こうして、江戸・明治・昭和・平成を経て現在に至るまで影の部分を任されてきた「岡っ引」たちが、もしもの時に用済みにされないよう防衛手段を講じたものがBデータの原点だということになります。
そして、Bデータの内容に該当するものには蜂野の兄や虎井、そして蜂野自身が関わって来た東京フィストの裏稼業が含まれることも判明しました。
その頃、鰐淵と虎井を抹殺するために日本へやってきた殺し屋が東京フィストのCOCがある建物の外に到着していました。
殺し屋の名前は「オーケン」。
オーケンを見た虎井は「久しぶりだな」と話しかけます。なんと2人は顔見知りだったようです。
この場で2人の肉弾戦が開始されるのか?
「14巻」に続く。
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