山田一座を後にした杉元たちは山田座長から得た情報をもとにロシア領にある監獄を目指します。ところが犬橇で移動中、前を走る月島・鯉戸少尉たちと後ろを走る杉元・谷垣・チカパシがはぐれてしまいます。杉元たちは吹雪で視界が悪くなり誤って海岸方面へ出てしまい、凍死寸前の状況に追い込まれます。
2人は軍刀で地面に穴を掘って中に避難しようと試みますが土が凍って浅い穴しか掘れません。マタギの谷垣は寒さに強い樺太犬を布団がわりに敷き詰めてビバーグする案を思いつきます。
その頃月島軍と鯉戸少尉は運よく地元住民に助けられ灯台に避難していました。月島軍曹は灯台に明かりを点けて杉元たちの道標を作ります。
薄れゆく意識の中、月明かりのように見えた光が灯台の明かりだと気付いた杉元たちは全速力で灯台へ向けて走ります。そしてなんとか灯台に辿り着いて死なずに済むのでした。
灯台守の夫婦
杉元一行が助けられた灯台はここに住む灯台守が管理していて、老夫婦は日露戦争の前からここに住んでいるのだといいます。
ところがある日、ロシア兵の脱走兵が灯台に住み着くようになり大切な一人娘を連れて出て行ってしまい、それ以来娘と音信不通になった老夫婦は娘のことが気がかりで居ても立っても居られないのだという。
やがて日露戦でロシアが負けると日本軍が灯台を利用するようになったが、北にある灯台が利用されるようになったことで今いる灯台はもう使われていないのだという。
吹雪が去ると杉元たちは灯台を後にしますが、別れ際に老夫婦に自分とアシリパの写真を渡し、もしも写真のアシリパが来たら自分が生きていることを伝えて欲しいと頼みます。
そして、老夫婦からは出て行った娘のスベトラーナを探し欲しいと頼まれます。
亜港(あこう)を目指すキロランケ
その頃、アシリパを連れたキロランケたちはかつての亜港(あこう)、つまりロシア領アレクサンドロフスク・サハリンスキーを目指していました。
キロランケは道中メコオヤシ(オオヤマネコ)の足跡を見つけて父との思いで話をするアシリパに、過去に2人でメコオヤシを捕った時、毛皮がとても高く売れたのに肉はアクが強くてまずかったと話します。
もっと知りたそうなアシリパを見てキロランケはウィルクのことを良く知るソフィア・ゴールデンハンドという女性の存在について話します。その女性は今アレクサンドロフススカヤ監獄(亜港監獄)に幽閉されているのだという。
ソフィアはキロランケとウィルクが実行した皇帝暗殺の首謀者だったが、証拠が全く見つからなかったために死刑にされず、その代わり密かに監獄で幽閉され続けているということです。
さらにキロランケは、ソフィアなら自分よりもウィルクについてもっと知っていることがあるとほのめかし、アシリパはますます興味を持つようになります。
一行は監獄を目指して北上を続けます。
32話に続く。
ゴールデンカムイのその他のエピソードについては下記の関連記事を参照して下さい。
30話・32話のあらすじについては下記の関連記事で詳しく解説しています。
なお、ゴールデンカムイ【アニメ3期】あらすじまとめて解説で3期のあらすじをまとめて解説しています。
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