和歌山県の紀北から中紀エリアには日帰りで行けるサイクリングスポットがいくつもあります。今日は、ぜひとも一度は行って欲しいスポットをいくつか紹介します。激坂の難所など、趣向に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
高野山
矢立茶屋
おすすめ度 ★★★★★ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★★★★☆ 坂バカ度 ★★★★☆ 消耗度 ★★★★★ 難易度 ★★★★☆ |
写真は大門の7.5Km ふもとにある有名なやきもちの矢立茶屋。
高野山と言えば世界に誇る文化遺産。
険しい坂を登った先に待ち構える入口の巨大な鳥居は、来訪者に荘厳な貫禄を与えること間違いなしです。
それにしても高野山に収められた文化遺産の数には圧倒されます。高野山と言っても1建のお寺があるわけではなく、高野山と呼ばれるお寺だらけの一角を指します。
曼荼羅や仏像など、専門家ではない我々が見ても違いがよく分からない作品が大量に眠っています。
私の感想としては、阿弥陀如来の像が最もたくさん展示されていたようですが、大きいものや小さいものまで、サイズに違いが見られたのが印象的でした。
文化遺産に興味のある人や、寺社巡りが趣味の人には天国のスポットです。
高野山への行き方は、大きく分けて4ルートありますが、詳しくは別の記事で紹介します。
詳細は高野山公式ページを参照してください。
以下に合わせて寄ってみると良いかもしれないスポットを紹介しておきます。
真田ミュージアム
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★★☆☆☆ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★★☆☆☆ 消耗度 ★★☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
高野山を下りるとすぐ、紀ノ川沿いに立地する道の駅・九度山・真田ミュージアムがあります。
真田幸村が徳川家康に大阪から追いやられて長年過ごした土地である九度山町のシンボルのような存在です。
ここは駐車場が地方最大級と言っても過言ではありません。また、敷地内にベンチが設けられているため、サイクリストの休憩場所としても有名です。
ちなみに、ロードバイクのスタンドも1台設置されているので、駐輪場で悩む心配もありません。
高野山巡りの帰りに立ち寄ってみても良いかもしれません。
美里の湯 かじか荘
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★☆☆☆ 景観 ★★★☆☆ 坂バカ度 ★★★☆☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★☆☆☆ |
高野山を降りる際、480号線をそのまま下らず高野西街道(国道370号)へ左折して延々と走った先にあります。
高野西街道は高野町と海南・美里町をつなぐ唯一の一本道で約40㎞あります。
「かじか荘」は地元では有名な「メロディーロード」の近くにあり、オフシーズンに行くと人が少ないので、静かな露天風呂を楽しむことができます。
夏場は手前を流れる清流で川遊びを楽しむこともできるため、子供を連れて遊びに来られる方が多くみられます。
ちなみに、川の流れが結構速いので、小学生以下の小さなお子様には危険かもしれません。
宴会場や一般客向けの座敷も用意されており、お風呂上りに昼食や夕食を済ませて帰ることができます。
お食事代はまあまあ高いですが、味もそれなりに上質です。
詳細は美里の湯かじか荘公式ページを参照してください。
和歌山電鉄貴志川線貴志駅(たま駅長)
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★★☆☆☆ 消耗度 ★★☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
テレビやマスコミで何度も取り上げられて全国的に有名になった「たま電車」の「たま駅長」。
グルメや文化遺産とは違うもので有名なスポットと言えばここしかないかもしれません。
なお、駅前には駐車スペースがないため、隣のJR和歌山駅周辺のコインパーキングに駐車してから電車で貴志駅へ行くことが推奨されています。
ネコ好きと鉄道ファンにはたまらないスポットです。
私が行った時は、なぜか近隣で飼われているラブラドールが寄ってきて、足元に寝転がって動かなくなるという、なんともうれしいいエピソードがありました。
私自身は犬猫に差別はしない主義ですので。
参考までに、下の画像のような意味不明な入り口があったのでアップしておきます。停車中の車両も意味不明です。詳細は和歌山電鉄株式会社の公式ページを参照してください。
以下に合わせて寄ってみると良いかもしれないスポットを紹介しておきます。
四季の里
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★☆☆☆☆ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★☆☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
紀北方面から矢田峠を越えてすぐの所にある大きな公園で、かなりのお勧めスポットです。
けっこう広い公園なので、貴志駅でネコを見て楽しんだ後は家族で「四季の里」を散策し、広場でゆっくりと夕方までリラックスするのも良いでしょう。
公園の入り口と道を挟んで向かい側には道の駅もあり、地元の名産品を購入することもできます。
この地域は周囲が山に囲まれているので、とにかく閑散としているのが特徴ですが、実は高速へのアクセスも比較的良好です。
*和歌山南スマートICから車で10分くらいで行けます。
広大な多目的広場は芝生の上で寝転んでいても誰の邪魔にもならない天国です。天気の良い晴れた日には四季の里でお弁当を食べると最高でしょう。
ちなみに人は多いですが、公園が非常に広いので混雑することはありません。
また、遊具のたくさんあるエリアから50Mほど山を坂を登ると、多種多様な花を栽培しているエリアがあります。
緑化センターには及びませんが、ガラスハウスまで設置しているので、花好きの方には魅力的なスポットです。詳細は和歌山市の公式ページ内にある四季の郷公園の概要を参照してください。
紀伊風土記の丘
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★☆☆☆ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★☆☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
和歌山に多数ある古墳群の中でも圧倒的に多くの古墳が集まっている地域です。
古墳はやや急な斜面に点在しており、全て観て回ろうとすれば、小高い丘を3㎞近く登ったり降りたりすることになります。
古墳や文化遺産に興味がある人にはたまらないスポットですが、近隣住民の方々にとっては、ちょっとした散歩コースとなっているようです。
資料館の入り口に面白いものが飾られていたのでアップしておきます。
ちなみにこれは、以前我が家の近所の大型河川(紀ノ川)下流に漂着していたもので、太古に生を授かった神木の根っこです。詳細は和歌山県立紀伊風土記の丘公式ページを参照してください。
ハイランドパーク粉河
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★★★☆☆ 坂バカ度 ★★★★★ 消耗度 ★★★★★ 難易度 ★★★★☆ |
高野山・生石高原と並んで和歌山北部で最も標高の高い場所に立地する観光スポットのひとつがハイランドパーク粉河です。
ハイランドパークは泉葛城山(標高850M)の山頂付近に位置する展望台のある一角で、公園のような名前をしていますが公園ではありません。
2階建ての喫茶の1階は地元の農家の野菜が販売されており、トイレと自販機が設置されていますが、それ以外は何もありません。
ハイランドパークは山の頂に位置するため、和歌山側・大阪側ともに景色を眺めることができる数少ないスポットです。
ただし、天気が悪い日に行くと遠くが霞んでよく見えないことがあるので、そういう日は写真をとっても綺麗に映りません。
写真は大阪方面を撮影したものです。
国道24号線を北に13キロ登った所に位置するので、坂道の勾配は相当きついため、下山時は落車しないようブレーキの点検等十分に注意して下さい。
ハイランドパークにはキャンプ場やバーベキューの設備もありますが、利用料など詳細は紀の川市の公式ページ内にあるハイランドパーク粉河を参照してください。
以下に合わせて寄ってみると良いかもしれないスポットを紹介しておきます。
フルーツ―パーラー
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★★☆☆☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★☆☆☆ |
正式名称は「観音山フルーツパーラー」となっています。
果物が好きな人や果物で作ったジャムやお菓子が好きな人にはたまらないスポットです。
こういうお店は県内でも他には見られませんので、フルーツ目当ての旅ならここに決まりです。
フルーツパーラーは1階がフルーツの販売所で2階がフルーツのパフェとなっています。
店舗の裏側はミカン畑になっており、有料でミカン狩りもできます。
高級パフェなので1000円~4000円近くするものまで、ここでしか食べられないパフェが用意されています。
フルーツパフェに目がない人なら必ず行くべきスポットです。
詳細は観音山フルーツパーラーを参照してください。
粉河寺
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★★☆ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★☆☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
和歌山県北部で最も有名な寺社のひとつに数えられます。近場では根来寺に次ぐ大きなお寺です。
巨大というだけでも見る価値があるかもしれません。
写真には写っていませんが、入口には神社の鳥居のようなものもあります。
ちなみに、正月や盆に行くと参拝客で満員になって大変なので、それ以外の日に観光することをオススメします。
また、画像の門の向こうにお食事処がありますが、その先は自転車は進入禁止となっています。
各種行事など、詳細は粉河寺の公式ページを参照してください。
緑化センター
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★★☆ 景観 ★★☆☆☆ 坂バカ度 ★★☆☆☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★☆☆☆ |
お花が好きな人にとっての天国が緑化センターです。
といっても花には皆それぞれ咲くシーズンというものがありますので、多年草でないかぎり見に行く時期は選ばなくてはなりません。
緑化センターの公式ページでは、今咲き誇っている花の情報が随時掲載されてますので、先にネットで調べてから見に行くと良いでしょう。
なお、緑化センターは花を始めとする観葉植物があるだけでなく、アスレチックも設置されており、週末は家族連れで賑わっています。
詳細は緑化センターの公式ページを参照してください。
加太(淡島神社)
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★★★☆☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★★☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
加太と言えば淡島神社。
髪の毛が生える不思議な人形があることで有名な人形供養の聖地です。
この神社は仏滅の日は絶対に人形供養をしないので、間違って仏滅の日に行かないよう注意が必要です。
詳細は淡島神社の公式ページを参照してください。
ちなみに、淡島神社の近くにあるシラス丼の万幸商店(まんこうしょうてん)は地元でも有名なグルメスポットのひとつです。
場合によってはシラス目的で行くほうが良いかもしれません。
シラス丼はサイズによって値段が異なり、800円から2000円くらいまでサイズに合わせて値段も変わります。
以下に合わせて寄ってみると良いかもしれないスポットを紹介しておきます。
休暇村紀州加太
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★☆☆☆☆ 景観 ★★★★☆ 坂バカ度 ★★★★☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★★☆☆ |
宿泊施設である「休暇村紀州加太」とキャンプ場の「休暇村紀州加太オートキャンプ場」に分かれています。
キャンプ場は海岸の道路沿いに立地していますが、宿泊施設は急な坂道を約1㎞登った頂上付近にあります。
キャンプ場では本格的にテントを張って自分の時間を過ごしたい人達がバッテリーを持参し、扇風機を回しながらテレビを観て過ごしたりしています。
また、駐車場はツーリングで休憩するバイク乗り達が集まるスポットとしても有名です。
ギターの弾き語りをしている人もよく見かけますが、スピーカーに接続してやってることが多いです。
隣接するテニスコートや広大の芝生の広場で遊ぶこともできますが、あまり利用されていないようです。
詳細は休暇村紀州加太の公式ページを参照してください。
砲台跡
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★☆☆☆ 景観 ★★★★☆ 坂バカ度 ★★★★☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★★☆☆ |
第二次世界大戦中、海に浮かぶ艦船を撃沈するための砲台が設置されてあったスポットです。
レンガづくりの古風な作りは見方によっては情緒ある被写体となる場合もあり、撮影の材料に使用されることも多々あります。
公道の傍に車を駐車して山道を少し歩くので、雨の降る日は足元に十分注意して下さい。
急な上り坂の折り返し地点に、↓画像の入口があります。
レンガ造りのエリアを通り過ぎるとすぐに海の見える崖の上に辿り着きます。綺麗な景色が見渡せます。詳細は和歌山市の公式ページ内の深山砲台跡を参照してください。
片男波公園
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★★★★☆ 景観 ★★★★☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★☆☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
片男波海水浴場及び隣接する万葉館、和歌公園がある岬全域が公園です。
万葉館には和歌山県と万葉集との関係を歴史的に解説してくれる展示室があるので、歴史ファンには必見です。
また、敷地内の和歌公園には良質の遊具が設置されていますが、駐車料金が400円かかるため遊びにくる人も少なく、穴場状態になっています。
遊具が全く傷んでおらず、あまり使用されていないことが伺われます。
遊びに連れて行った子供は大喜びでした。
この公園は隣にある片男波海水浴場の景観の美しさも相まって、かなりのお勧めスポットです。
和歌山には熊野大社や和歌の浦、高野山に根来寺など、歴史的に価値のある文化財が多く存在します。
万葉館を見学するだけでなく、岬の先端や隣接する片男波海水浴場、または下記の雑賀崎を含めた近隣を合わせて散策すると、この地域の魅力を肌で感じることができるでしょう。詳細は万葉館の公式ページを参照してください。
雑賀崎灯台
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★☆☆☆☆ 景観 ★★★★☆ 坂バカ度 ★★★☆☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★☆☆☆ |
紀三井寺と並んでこの地域で最も標高のある場所です。
頂上付近には有名な雑賀崎灯台があり、夕方訪れて夕日を写真で撮る人で賑わう人気スポットです。
また、過去には観光客で賑わっていた時代を思わせる、大型旅館の跡地がいくつも見られます。今でも経営している旅館もあれば、跡地を別の事業に使用している旅館や廃墟として放置されているものまで様々です。
紀美野町のかみふれあい公園
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★☆☆☆☆ 景観 ★★☆☆☆ 坂バカ度 ★★★★☆ 消耗度 ★★★★☆ 難易度 ★★★★☆ |
和歌山県で最大級の公園であること間違いなし。
あまりに山奥に立地しているため、地元でも知らない人がいますが、遊具が非常に充実しており、他の公園とは比べ物になりません。
間違いなく地域最大級と言えるでしょう。
バーベキューをする設備や簡易なサイクリングコースも整備されており、まさにレジャー施設そのものです。
また、入口付近にある「愛護センター」は、身寄りのない犬や猫を譲渡してもらうことも可能です。
のかみふれあい公園は土日・祝日になると多くの家族連れで賑わいます。
バーベキューをする際の利用料など、詳細は紀美野町の公式ページ内にある紀美野町のかみふれあい公園を参照してください。
生石高原(おいしこうげん)
おすすめ度 ★★★★★ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★★★★★ 坂バカ度 ★★★★★ 消耗度 ★★★★★ 難易度 ★★★★★ |
和歌山で山登りが好きな人なら誰しも一度は登ったことのある山と言えるでしょう。標高870mは伊達じゃないことを証明してくれます。
登山道を歩いて登る人がメインですが、車道をロードバイクで登る人もいますが、勾配がかなり急なので要注意です。
生石高原の最大の魅力は、登った時の達成感もありますが、山頂での360度見渡せるパノラマ景色の壮大さです。
また、生石高原の頂上は風を遮るものが一切ないため、普段でも相当強い風が吹いていることに驚かされます。
詳細は和歌山観光情報の公式ページ内の生石高原を参照してください。
黒沢牧場
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★★☆☆☆ 景観 ★★★☆☆ 坂バカ度 ★★★★☆ 消耗度 ★★★★☆ 難易度 ★★★★☆ |
海南市の山奥にある乳牛だらけの牧場です。
昔は馬も飼育されていたそうですが、今はもう飼育していません。最近、馬に替わってドッグランが整備されました。
黒沢牧場へのアクセスは、国道424号を山の麓から約7.5㎞登った場所にあるため、徒歩で行くことはお勧めできませんが、ロードバイクで登る人は多いです。
車で行くなら日帰りスポットとして恰好の場所だと言えます。和歌山県紀北地域で気軽にすぐ行ける牧場は黒沢牧場以外にありません。
なお、黒沢牧場へ入るには上記の画像の通り、入場料が必要になります。
詳細は黒沢牧場の公式ページを参照してください。
余談になりますが、牛ではなくて馬に触れたいという人は和歌山市平井にあるライディングクラブ・グリーンオアシスで乗馬教室に入門することが可能です。
白崎海洋公園
おすすめ度 ★★★★★ マニア度 ★★☆☆☆ 景観 ★★★★★ 坂バカ度 ★★★☆☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★★☆☆ |
海岸全体が真っ白な石灰岩でできた神秘的な岬。
その真っ白な景色を見るために非常に多くの人が訪れる観光名所です。バイクでのツーリングやロードバイクのロングライドで休憩地点に選ばれる場所でもあります。
ここはスキューバダイビングのポイントとしても有名で、現地には酸素ボンベのレンタル施設もあり、多くのダイバーが訪れます。
断崖絶壁の岩の下には深く美しい海が広がります。また、岩肌にはサボテン系の珍しい植物がたくさん生えているのが目立ちます。
天気の良い日は四国まで見渡せるほどの景観の美しさは、紀伊半島でもここが一番だと言えるでしょう。
ダイビングをする際の料金など、詳細はダイビングショップAQROSの公式ページを参照してください。
煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★☆☆ 景観 ★★★☆☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★☆☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
白崎海岸を約15㎞ほど海岸沿いに南下した日御碕から日高川にかけて広がる砂浜です。
この砂浜は特殊な地形で、波打ち際が急に2mほどすり鉢状に落ち込んでいます。
台風の前後など波の高い日は絶対に波打ち際に行かないでください。
なお、煙樹ヶ浜には浜辺の森の中に「煙樹海岸キャンプ場」という美浜町が管理するキャンプ場があります。
料金など詳細は美浜町の公式ページの煙樹海岸キャンプ場を参照して
ください。
紀伊日ノ御埼灯台(きいひのみさきとうだい)
おすすめ度 ★★★★☆ マニア度 ★★★★☆ 景観 ★★★★☆ 坂バカ度 ★★★☆☆ 消耗度 ★★★☆☆ 難易度 ★★☆☆☆ |
煙樹ヶ浜を北に5㎞ほど行った先にある岬の先端です。
ここは知る人ぞ知る、紀伊半島最西端の地です。
灯台そのものにそれほどの魅力はありませんが、灯台ファンや岬ファン、最南端、最西端など、最も先端にあるシンボルに興味がある人にはたまらないスポットです。
また、ここからは周囲に人工物がほとんど視野に入らないため、他では味わえない、ダイナミックかつ静寂な景観を味わうことができる数少ないスポットです。
ここは行き止まりなので岬を一周することはできません。帰るには途中の分岐点まで戻る必要があります。
紀伊日ノ御埼灯台へのアクセスは日本の灯台の情報を参照してください。
紀州鉄道(日本最短の路線)
おすすめ度 ★★★☆☆ マニア度 ★★★★★ 景観 ★☆☆☆☆ 坂バカ度 ★☆☆☆☆ 消耗度 ★☆☆☆☆ 難易度 ★☆☆☆☆ |
日本で最も短い私鉄、紀州鉄道。
全長2.7㎞という短さは、その存在意義すら問われるレベルですが、それがユニークポイントとなり御坊市に観光客を呼び込むメソッドになっているのも事実です。
京アニが制作した「AIR」というアニメ作品では、紀州鉄道の線路の終着点(崩落した橋)のあたりが風景に使用されており、私も見に行きました。
「AIR」の作中では、紀州鉄道以外にも御坊市の南隣に位置する美浜町の住宅街の一風景が使用されており、アニメファンの間では「聖地」とされています。
当然、私も見に行きました。
紀州鉄道御坊駅はJR御坊駅とも繋がっていますが、自転車で行った方が早いくらいです。
詳細は紀州鉄道の公式ページを参照してください。
余談になりますが、御坊鉄道のある御坊市の特徴は、駅周辺の市街地は閑散としていて、飲食店や生活に関連する店舗もほとんどが国道42号線沿いに密集しています。
買い物や外食など、必要な用事はほぼ国道沿いで済ませることができます。
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