ブログを始めて何年も経ってからパーマリンクが「ドメイン名/日付/投稿名」になっているのが気になり、勢いで変更してしまいました。ところが、各記事の変更前のパーマリンクを記録してなかったため、変更後にリダイレクト元を指定できず大変なことになりました。しかし、冷静に考えれば変更前のURLを探すのは簡単なことでした。
今回紹介する方法は、該当する記事にある程度の検索流入があった場合に可能な方法で、そうでなければ別の方法で探す必要があります。
パーマリンク変更後に必須となるリダイレクト処理
そもそもパーマリンクはグーグルにインデックスされている記事のURLそのものなので、パーマリンクを変更すると面倒なことになります。
検索結果に表示される記事のURL 旧パーマリンク サーバー上にある記事の本当のURL 変更後パーマリンク |
つまり、パーマリンクの変更後には速やかに旧パーマリンクから新パーマリンクへのリダイレクト処理を施すことが必須になります。
ところが、旧パーマネントリンクを記録せずに新パーマリンクへ変更してしまうと、リダイレクト処理を施す際に必要となる旧パーマリンクを指定することができず、リダイレクト処理を施すことが不可能になるのです。
もしも、私のように任せて無謀なパーマリンクの変更を実施してしまった場合は、下記の方法で旧パーマリンクを探し出してみて下さい。
パーマリンク変更後に旧パーマリンクを探す方法
ちょっと面倒ですが、方法は2つあります。
”slimstat”を利用する方法
slimstatはワードプレスのプラグインのひとつで、管理画面のメニュー一覧に表示されているものです。
slimstatは自分の書いた記事にどれだけのアクセスがあったか数値やグラフで確認できる機能の他、リアルタイムで記事を閲覧している人のIPアドレスや閲覧している記事のパーマリンクが表示されます。
つまり、ある程度アクセスのある記事ならばslimstatのリアルタイムの履歴を見れば簡単に旧パーマリンクを見つけ出すことが可能なのです。
もしも、パーマリンクを変更した後で該当する記事が閲覧されていれば、ステータスが404になっているので非常に見つけやすいです。
ところが、ブログで大量のアクセスを集めている人ならこの方法で自分の記事の旧パーマリンクをたくさん見つけることが可能ですが、特定の記事にしかアクセスがない場合は、その他の記事の旧URLは検索されるまで確認できないことになります。
そんな場合は次の方法で確認することが可能です。
Search Consoleを利用して調べる方法
サーチコンソールはブログで収益を出そうとするなら必須のアイテムです。
大雑把に説明すると少なくとも下記のような項目を調べることが可能です。
記事の検索に使用されたキーワード 検索結果に表示された数と実際に閲覧された数 グーグルにインデックスされている記事 グーグルにインデックスされてない記事 AMP対応されている記事 外部リンクと内部リンクの数と詳細 |
他にも機能は備わっていますが、今は関係ないので省略します。
問題の旧URLは、「グーグルにインデックスされている記事」を確認することで簡単にみつけることができます。
●ガバレッジ⇒有効⇒送信して登録されました ●ガバレッジ⇒有効⇒インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません。 |
このふたつの項目に表示されるURLの一覧は、パーマリンクを変更した直後であれば間違いなくほぼ全てが旧パーマネントリンクそのものです。
つまり、この一覧をコピペしてエディタなどに貼り付けて順番にRedirectionなどのプラグインでリダイレクト処理を施してやれば、問題は解決します。
既に知っている方にはとっては簡単なことかもしれませんが、私のように知識もなく勢いに任せてやってしまった人は同じように困っているかもしれないと思い紹介させて頂きました。
なお、パーマリンクの変更方法やリダイレクト処理の手順については、下記の記事で詳しく説明していますので、参考までにどうぞ。
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