先日、友人の家族と大阪府岸和田市にある蜻蛉公園(トンボ公園)に遊びに行って来ました。公園の敷地はけっこう広くてアスレチックや砂場の他、サイクリングロードのように整備された歩道や大きな池があってカモにエサをやることができる面白い公園でした。
カモにエサをやると1m級の巨鯉が数匹集まってきてエサを横取りしようとしますが、よく見ると鯉だけでなくフナやブルーギルも大量に集まってきてエサの取り合いになるのは見ていてスリリングでした。
なによりも、そういう鳥や魚がエサを取り合う光景を見て子供がはしゃぐ姿は見ていて楽しかったです。
子供は2歳~3歳くらいなら動物や虫の行動を見て何かしらの感銘を受ける感受性を持っているようで、一緒に連れて行った友人の子供(3人)はみな大はしゃぎでした。
ちなみに上記のオシャレな回廊は、シャボン玉イベントをやっていた場所からやや先にある大池のほとりにあります。
とてもお洒落で、ライトも設置されているのでライトアップされた夜に見てみたいです。
シャボン玉に無我夢中の子供の姿に心を打たれた!
ところで、池でカモにエサをやるのも良いですが、近くの芝生の一角でシャボン玉を作って飛ばしてくれるイベントをやっていたので見に行ったところ、風に吹かれて飛んでいくシャボン玉を見て子供が夢中になる姿を見て驚きました。
なんでシャボン玉なんかであんなに喜ぶのか分かりませんが、理屈抜きでマジで夢中になってる子供の様子は大人の心に訴えかけるものがありました。
飛んでいって絶対に追いつかないような高さなのに走って追いかけて捕まえようとする姿は、まさに子供そのものです。
おっちゃんは両手に2本の長い棒を持ち、棒の先にプラスティックのチェーンをつけたものを液体に浸します。棒でチェーンを持ち上げるとシャボン玉ができていて、風が吹くと飛んでいくのです。
ちょうどその日は大風の日で、シャボン玉は扇風機で飛ばされたように飛んでいくのですが、シャボン玉を眺める子供の目にはもはや他のものは何も映っていないことは明らかでした。
童心とはああいうのを言うのでしょうか。
社会の現実に圧倒されて心が濁った私たち大人の瞳には、もはやあんな輝きはありません。
私はシャボン玉のおっちゃんが次にいつ来るか知りたくなりました。
シャボン玉のおっちゃんの正体は「冒険シャボン玉」だった!
ちょうどその時、おっちゃんのアシスタントらしき人が駆け寄ってきて一枚のチラシをくれました。
チラシには「冒険シャボン玉」と書いてあり、インスタグラムのURLがバーコードで載っています。
「冒険シャボン玉」は近畿地方を中心に活動しているようで、インスタグラムを見ると堺市や近隣の和歌山市の河川敷にある公園でもシャボン玉のイベントを実施していることが分かりました。
シャボン玉の実施依頼も受け付けており観覧は常に無料なのがうれしいところですが、たしかに飛んでいくシャボン玉を見て料金を取るのは難しい気がします。
活動には維持費も運営費用もかかるはずなので、できればなにかしらの収益源を作って「冒険シャボン玉」を継続運営して欲しいと切実な思いです。
ちなみに、YouTubeやクレジットカード決済で募金を募っているので、私のように感動して他の子供たちにも夢を与えたいという方は協力して頂けたら幸いです。
ちなみに上記の木登りの写真とシャボン玉は全く関係がありません。これは子供にせがまれて木登りをしてしまった光景で、このあと身長180㎝体重85㎏の巨体が気の上に登りますが、そこはカットされてしまいました。
とりあえず子供たちはキャーキャー喜んでいました。猿が木に登ったように見えたのでしょう。
調べてみたら他にもシャボン玉のイベントやってる人がみつかった
グーグルで、【シャボン玉 イベント】の2語で検索すると「ばぶりん先生のシャボン玉ショー」というのが上位表示されてたのでサイトを閲覧してみました。
シャボン玉ショーがこれほど子供に受けるとは知らなかったので今まで興味を持っていませんでしたが、YouTubeに動画も投稿してたのでリンクを張っておきます。
あくまでも客観的な感想ですが、ネット上の情報をたよりに推測するとシャボン玉系のイベントはそれほど流行っていないようです。
昔からそうなのか、まだあまり知られていないのか、理由は分かりませんが筆者もけっこう公園に行く機会は多いのですが今まで存在すら知りませんでした。
また、「シャボン玉研究所」のインスタグラムもフォロワーがとくに多いわけではないですし、「バブリン先生のシャボン玉ショー」のチャンネル登録者数もそれほど多くありません。
シャボン玉は広い場所でないと飛ばせないことや、土日祝で親御さんが子供を連れて来てくれる時しかお披露目できないことを考えると、ブームになるだけの魅力はあるものの波に乗るための条件が揃わないのかもしれません。
それにしても、あんなに夢中になって喜ぶ子供の姿を見るのは久しぶりだったので、逆にこっちが心を打たれてしまいました。
もしも小さなお子さんのいる家庭で、足を運べる範囲でシャボン玉のイベントをやってるのを見つけたら、絶対に子供さんを連れて行ったほうがいいですよ。メチャクチャ喜びますから。
チャンスがあれば筆者も子供に紛れてシャボン玉を追いかけまわしてみようと思います。
蜻蛉公園へのアクセスは下記からどうぞ
コメント