ロングライドに限らず持っておきたい交換用のチューブやタイヤレバー、アーレンキーなど収納するのに一般的にはツールケースやツールバッグ使用されます。どれを選ぶかは人それぞれですが、私は飲料用のサイクルボトルをツールケースに代用してパンク修理キットなどを入れています。値段も1,000円以内で購入可能なモノもあり使い勝手も便利です。
常識にとらわれない生き方を目指し、目の前に山があるからという理由だけで山を登る自転車ライフを送っています。
ところで、遠出する時に貴重品をはじめ色々とジャージの背中のポケットに詰め込むと、あっという間に一杯になってしまいます。ポケットに入らなければバッグかツールケースが必要になります。
ツールケースは意外と高価な商品が多い
非情に役立つツールケースですが、あまり容量が多くないわりに高額な商品が多いことに気付きました。簡単に噛み砕いて言うと、高い割には役に立たない商品が多いのです。
ロードの世界では見た目をはじめとした美観が重視されるため、バイクのフォルムの外観からサドルとハンドルの高低差など、チョックすべき項目がたくさんあります。
ボトルケージやボトル、ステム、ライト、警笛、サイクルメーターと言い出したらきりがありません。ツールケースもそのひとつで、ボトルケージに綺麗に収まった時の見た目や、ケースそのもののファッション性も重視されることが多いため、値段も相応のものになるようです。
ボトルをツールケースとして代用
しかし、そんな美観などに気をつかうよりも機能性とコスパを重視する私は、代用品で間に合うモノはないかと探し回った挙句あるモノを発見しました。それはドリンクボトルです。サイクルボトルとも呼ばれますが、ドリンクボトルと言っても自転車の量販店で売られているような1000円以内の商品やネットで購入できる格安のものを使用します。
とにかく、水分補給のためではなく収納ケースとして利用する前提で使えば、その収納力には驚かされます。実は結構いっぱい入るのです。
蓋は既存の蓋をそのまま使用することができます。
ドリンクボトルをツールケースとして利用するメリット
●比較的安く入手できる(1000円前後)
●傷んだドリンクボトルを捨てずに転用できる(リサイクル可能)
●容量が大きくてモノがたくさん入る
本当にに使い勝手が良いので、最初は何気なく使ってみましたが今では当たり前になってしまいました。
見た目は水分補給用のボトル、実はツールケース。わざわざ説明したりしなければ誰も気にも留めません。
私は運悪くバッドタイミングでパンクした経験が2度あるので、どこへ行くにも必ずパンク修理キットとして交換用のチューブ・携帯型空気入れ・タイヤレバー全てをボトルに収納するようにしています。
ドリンクボトルをツールケースとして利用するデメリット
●ジッパーの両開きタイプと比べて収納性が劣る
●一度ケースとして使用すると再度ボトルとして使う気になれない
●美観を重視する人には我慢できない
ドリンクボトルをそのままツールケースとして使用すると飲み口のある上の方から詰め込むことになるので、上手に入れないとかさばって入りにくいことがあるのは事実です。
また、水を入れて飲むためのボトルにモノをいれた後、再び洗って水を入れて飲む気にはなりにくい人が多いことでしょう。私はいざという時のために、あらゆる工具を綺麗なビニール袋で包んだうえで収納しています。
ここで紹介する方法は絶対にオススメするというものではなく、「こんな使用法もあるのでもしもの時はどうぞ」、というニュアンスで受け取って下さい。
参考までに、レプリカだと思いますが下記のようなボトルなら安く購入出来るし、ツールケースの代用にはピッタリです。
もちろん、普通は水を入れて使用するものですが、安いので好きに使えばいいと思います。
最後に
秋から春にかけてサイクリストにとって天国の季節になり、ロングライドをする機会も増えることでしょう。防寒対策さえしっかり整えておけば、あとはパンク以外に怖いものはありません。
夏場は気温も高くボトル2本が必須になる天候が多いので、ボトルケージはドリンクボトルが占領することが多くなりますが、それ以外の季節はだいたい1本で済ませることが可能です。
あいたボトルケージには是非ともパンク修理キットをツールケースかドリンクボトルに入れておくことをおすすめします。
ちなみに、ドリンクボトルの中の空いたデッドスペースには、すぐには必要としないけど、あったら便利なマスクやバンダナなど、柔軟性のあるモノを詰め込むと場所の節約になって良いです。
コスパ重視でツールケース買うなら以下のような商品があります。
これくらいの値段なら無理のない範囲で気軽に買えそうです。
ちなみに、ツールケースには空気入れ(携帯ポンプ)を入れることも可能ですが、通常の空気入れよりもポンピング動作が100倍くらい必要なのでかなり疲れますが、ないよりは絶対あったほうがいいです。
これである程度まで空気を入れることが可能ですが、8気圧とかは無理です。
出先ではいちいち圧力チェックができないので、手でタイヤを触ってだいたい大丈夫だとわかるぐらい入ればとりあえずOKです。
私はこの空気入れとアーレンキー・タイヤレバー・インナーチューブを常に携帯して走っています。
背中のポケットにはビニール袋で保護した財布とティシュペーパー(1年中鼻水が出るので)とスマホ・補給食などを入れています。
もしもこれ以上荷物が必要な時はためらわずリュックを背負って走ります。
片道100㎞(山登り片道10㎞)を走る時は折り返し地点でダラダラしたいので、だいたいリュックに詰め込んで気軽に走ります。
時には目的地でクリートが邪魔で歩きにくくなるのが嫌なので、ペラペラのスリッパを持って行ったりもします。
実は荷物の問題さえ解決すれば、ロードバイクは車並みに便利ですよね。
そう考えると、リュックに必よなモノ全部入れて走るスタイルが一番理想的なのかもしれません。
サイクリング、とりわけヒルクライムや距離は短くても激坂に興味がある方は、下記の記事から詳しい情報を得ることができます。
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