ゴールデンカムイのアニメ3期はアシリパ奪還に向けて樺太とロシアへ向かった杉元たち先遣隊とアシリパと一緒に行動するキロランケたちがメインに描かれますが、キロランケやアシリパの父ウィルクの過去について詳しく知ることのできるエピソードが多いのが印象的です。
アイヌの文化だけでなく樺太に住むウィルタや二ヴフなど他の少数民族の生活様式や文化、またロシア帝国と少数民族の関係など、キロランケとウィルクがパルチザンとして戦うこととなったきっかけについても深くしることができます。ゴールデンカムイ3期は文化的・政治的・歴史的側面の3つの側面から楽しむことができるシーズンだと思います。
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ゴールデンカムイ3期の登場人物・声優
ゴールデンカムイ第4期では登場する人物はけっこう多い他、人物の背景など詳しい内容も伝えようとすると深い話になります。登場する人物はみんな個性豊かでそれぞれの事情を抱えており、金塊争奪に加わることになる経緯はみんな異なります。
杉元佐一(すぎもと さいち)
声優:小林親弘(こばやし ちかひろ)
『不死身の杉元』の異名をを持つ本作品の主人公。日露戦争で闘った元日本陸軍の兵士で現在は北海道で戦友との約束を果たすために砂金採りをしていたところをアイヌの少女アシリパで出会いアイヌの埋蔵金の争奪戦に参戦する。
アシリパ・白石吉武らと協力して手がかりとなる入れ墨の囚人を探す旅に出るが、第7師団の鶴見中尉や土方歳三と対立することになる。
アシリパ
声優:白石晴香(しらいし はるか)
北海道で暮らすアイヌの少女。父親は他国から来た異人で母親はアイヌの女生のためアシリパの青い瞳をしている。
アシリパは父親がアイヌの埋蔵金を巡る争いに巻き込まれて殺害されたと聞かされていたが、実は網走監獄に収監されている『のっぺら坊』として存命であることを知り、真実を確かめるために直接会いに行く決意をする。
杉元とは埋蔵金が見つかった際に分け前を渡す約束でお互い協力関係を結ぶが、次第に利害を超えた信頼関係が芽生え始める。
2期の最後で父が死んだことにより、入れ墨の暗号を解く唯一の手掛かりとして皆がアシリパ確保のために争うこととなる。
白石由竹(しらいし よしたけ)
声優:伊藤健太郎(いとう けんたろう)
網走監獄から脱獄した入れ墨の囚人のひとり。『脱獄王』の異名を持ちどんな刑務所でも簡単に脱獄してしまう天才的な才能の持ち主で、性格は平和主義で遊び好き。
埋蔵金の争奪戦では才能を存分に発揮して様々な局面で杉元を助けることに貢献するが、強い者には逆らえない弱点も持ち合わせていて土方歳三に捕まりスパイとして利用されてしまう。
谷垣源次郎(たにがき げんじろう)
声優:細谷佳正(ほそや よしまさ)
秋田県出身で東北マタギの陸軍一等卒。
妹の仇を討つために陸軍に入ったが、仇と思っていた妹の夫にやるせない理由があったことを知り、当分の間自分を見失うが、二瓶鉄造との出会いでマタギである自分を取り戻し、アシリパの祖母に恩返ししたい一心でアシリパと旅を共にする。
旅をするなかでアイヌの女インカラマと恋仲となり、重症を負ったインカラマに自分が帰るまで死ぬことは許さんと言い残し旅立つ。
鶴見中尉
声優:大塚芳忠(おおつか ほうちゅう)
北海道第7師団に所属し人望の厚い陸軍将校で、日露戦争で頭部に重傷を負ったため額をホーローで作ったカバーで保護している。
奉天開戦で犠牲となった仲間たちの無念を晴らすため北海道を独立させて国を作る野望を持っており、アイヌの埋蔵金を軍資金として利用するために血眼になって探している。
人心掌握術に長けており、部下を中に引き込むためにかなりの時間と労力をかけている。
土方歳三(ひじかた としぞう)
声優:中田譲治(なたか じょうじ)
網走監獄を脱獄した入れ墨の囚人のひとりで、函館戦争で戦死したと言われている新選組の土方歳三。
函館戦争の前に除隊させた長倉新八や『不死身の牛山』を仲間に加えることで埋蔵金の争奪戦で一大勢力を形成する。独自の情報源をもとに脱獄した入れ墨の囚人を探し出し、次々に入れ墨を集めていく。
土方は脱獄囚に対し最初は仲間になるよう説得するが、聞き入れない相手には容赦をしない冷酷さを持っている。
月島軍曹
声優:竹本 英史(たけもと えいじ)
鶴見中尉率いる陸軍第7師団の隊員で鶴見中尉の忠実な僕。鶴見中尉の周到な懐柔計画に取り込まれて部下になった過去があり、事実を知りながらも鶴見中尉のもとで働き続けている。一度は死刑宣告を受けて死んだ身のため、鶴見中尉に救ってもらった命なのでなんでもするという覚悟を持っている。
鯉登少尉
声優:小西克幸(こにし かつゆき)
月島軍曹と同じく鶴見中尉の周到な懐柔計画に巻き込まれて部下になった人物のひとり。
父親が海軍大佐だが、誘拐犯から助けてくれたのが鶴見中尉だったため陸軍に憧れ陸軍士官学校に入学し陸軍少尉となる。月島軍曹や二階堂一等卒とは異なり鶴見中尉の大ファンとして仕えている点は宇佐美上等兵と同じである。
長倉新八(ながくら しんぱち)
声優:菅生隆之
かつて新選組最強の剣士と呼ばれた男。新選組を途中で抜けたことで生き残り、後に土方と再会し行動をともにするようになる。『我武新』という仇名は「我武者羅」と「戦線組」の頭文字をとった長倉の我武者羅ぶりに由来する。
牛山辰馬(不死身の牛山)
声優:乃村健次
網走監獄を脱獄した入れ墨の囚人のひとりで、遊郭で遊んでいたところを土方歳三にみつかり仲間になる。
柔道の達人であるほか類まれな怪力の持ち主でどんな困難な状況も馬鹿力で乗り越えるが、普通には入れる建物でもわざわざ壁を破壊して入るなど無駄も多い。
尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)
声優:津田健次郎
陸軍の花沢中将が芸者との間に作った子供だが、全く父親の愛情を受けずに育ったことで異常な人格を形成してしまった人物。狙撃の名手で右に出る者はいないが性格が悪く尾形を嫌う人間はかなり多い。
元第7師団の隊員で鶴見中尉の手先として働いていたが、反旗を翻し杉本やアシリパと行動を共にするようになる。最終的にはアシリパの父や杉本を狙撃するなど不可解な行動をとり、キロランケと組みアシリパを連れて樺太へ逃亡する。
江渡貝弥作(えどがい やさく)
声優:内田雄馬
鶴見中尉のために偽物の入れ墨人皮を作った革職人。母親のコンプレックスに抑圧されて苦しんでいたのを鶴見中尉に救われ、その恩返しとして鶴見中尉の頼みを聞くようになる。
江渡貝君が作った偽物の入れ墨人皮の存在は、ゴールデンカムイの金塊争奪戦をより複雑にすることになる。
都丹庵士(とに あんじ)
声優:水島裕
網走監獄の囚人として硫黄山で不法に働かされたことで毒により盲目となり、脱獄すると強盗団の首領として地域から恐れられる存在となる。
舌を鳴らした反響音をソナーのように利用する能力を持ち、暗闇でも健常者以上に動作することが出来るほか鼻も効く。杉元と争った後、土方歳三の仲間になる。
岩息舞治(がんそく まいはる)
声優:三宅健太
暴力以外で自分を表現できない病気の持ち主で、網走監獄を脱獄した入れ墨の囚人のひとり。
スチェンカを賭けごとにした張本人で誰かと殴り合うことでしか喜びを共有できない岩息は網走監獄では殴り合いだけなら牛島に勝ったこともあるという。
スチェンカでは杉元と言い勝負だったが杉元が顔面にケリを入れたことでスチェンカが暴走し、勝敗は分からなくなる。最終的には灯台守の老父負の娘スベトラーナを連れてロシア大陸へ逃げることになる。
チカパシ
声優:渡辺明乃 (わたなべ あけの)
アシリパのコタンに住む親兄弟の居ないアイヌの子供。谷垣とインカラマに懐いている。樺太へは来ないはずだったが、勝手に鯉登少尉の荷物に隠れて付いてきたため谷垣が面倒を見る約束で同行し、アイヌとの通訳も担当する。
エノノカ
声優:市ノ瀬加那
杉元たちが大泊でアシリパを探している時に出会った樺太アイヌの少女。チカパシと仲良くなり、杉元たちとロシア領まで一緒に旅をして通訳や地域事情など様々な面で協力する。
キロランケ
声優:てらそままさき
かつてロシア皇帝を暗殺して北海道へ逃げてきたロシアの少数民族のパルチザンのメンバー。未だにロシアで指名手配されており、本人も軍資金を集めてロシアで仲間と再起を果たそうと計画していた模様。
アシリパの父ウィルクとは15歳の時に過激派組織に入った時に知り合って以来の旧知の間柄だが、ウィルクが北海道でアイヌの生活を愛したことで考え方が変わったことに納得できず、金塊争奪戦を巡りウィルクが殺害されることに加担するが、アシリパに真実を話さず死んでしまう。
ソフィア
声優:湯屋敦子
キロランケとウィルクが皇帝を爆死させた暗殺事件の首謀者であり黒幕。パルチザンのリーダーで上流階級の出身であるが、ウィルクから少数民族のことを教わり理解を深めていった。
アレクサンドロフスカヤ監獄に幽閉されても信念を曲げることはなく、外にいるキロランケと連絡を取り続け脱獄してロシア大陸へ逃亡する。
生前のウィルクを愛していたが、流れ弾に当たって死んだ長谷川幸一の子供のことが頭から離れず、ロシアに残って戦う決意をし今に至る。
ゴールデンカムイ3期 第25話~36話 各話あらすじまとめ
ゴールデンカムイ3期では登場人物が新たに何名か加わります。
ゴールデンカムイではエピソードごとに新たな登場人物が現れますが、この記事では物語で特に重要となるキーマンに絞って紹介します。
第25話:樺太へ あらすじまとめ
第25話は杉元たちが樺太最南端の町である大泊についたところから始まります。
一行はアシリパを見たという少女(エノノカ)と出会い、犬橇(イヌゾリ)の運転や通訳の協力をしてもらうためエノノカも旅に同伴することになります。その後、昔監獄があったロシア人の町で聞き込みをする杉元たちは絡んできたロシア人に怪我をさせたことでトラブルになったうえエノノカの犬も人質にされたため、交換条件で殴り合いの賭け試合(スチェンカ)に出ることになります。
杉元ひとりが参加するだけでよかったはずのスチェンカでしたが、日本軍人のプライドが許さず4人全員が参加してロシア人に圧倒的な強さを見せつけてしまうのでした。
第25話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第25話『樺太へ』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第26話:スチェンカ あらすじまとめ
スチェンカに参加して犬を返してもらえると思っていた杉元たちでしたが、杉元たちの強さを知った他のロシア人たちが日本人に賭けたということで、店主はもう一度参加して八百長で負けてくれたら犬を返すと言い出します。
これ以上の要求に応じるつもりはないと答える鯉登少尉や月島・谷垣とは別に、杉元はキロランケについて知っていることがあると話す店主の言葉を信じ、もう一度スチェンカに出る決意をします。
その夜、一行は入れ墨の囚人岩息舞治(がんそく まいはる)と会い、岩息と杉元・谷垣・月島・鯉登で殴り合いをしますが、杉元が脳に受けた傷の後遺症でおかしくなり観客も巻き込んだ乱戦となり、スチェンカは台無しになってしまいます。
混乱の最中、逃げる岩息を追いかける杉元は追いついた岩息と野外で勝負し、最後の決着が付く前に止められてしまいますが、事情を話して入れ墨の写しをもらうことに成功します。また、岩息からアシリパや白石に会ったことを聞き、有力な情報を得ることとなります。
第26話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第26話『スチェンカ』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第27話:いごぐさ あらすじまとめ
第27話は月島軍曹が鶴見中尉の部下になることとなった経緯が詳しく分かるエピソードです。
月島軍曹は日清戦争に出兵して帰国した後、実の父親を撲殺した罪で死刑判決を受けて服役している死刑囚でした。そんな月島軍曹に第7師団の鶴見中尉が面会に来た折り、月島は自分がなぜ罪を犯したのか身の上話をします。
殺人の疑いもある村でも評判の悪い父親から虐待を受けて育った月島は、父親のあらぬ噂が婚約相手を投身自殺に追い込んだと思い込み殴った末に死なせてしまいますが、ロシア語を死ぬ気で勉強して協力するという条件で鶴見中尉に救われ刑を免れます。
ところが9年後、月島が捕まった後で父親の家から婚約者の骨が発見されていたことが分り月島は自分の知っている事実と違うことに憤り鶴見中尉に攻寄りますが、家から出た骨は鶴見中尉が仕組んだ工作で、婚約者は自殺したのではなく殺されたという筋書きにすることで月島をなんとか救うことができたというのです。
随分と手の込んだ工作でしたが、婚約者を利用して欲しくなかった月島は泣きながら鶴見中尉の温情に感謝し、以後命を賭けて仕えることになります。
第27話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第27話『いごぐさ』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第28話:不死身の杉元ハラキリショー あらすじまとめ
『不死身の杉元ハラキリショー』はアシリパを必死で探す杉本が自分がまだ生きていることをアシリパに知らせるため、曲芸の一座でハラキリショーを演じて新聞に掲載されようと計画して実行したエピソードです。
ハラキリショーは山田一座という曲馬団(軽業・サーカス)の座長である山田の得意技で偽物の刀で自分を切るふりをして偽物の血を見た観客を驚かせる芸ですが、ハプニングが起きて真剣を持たされた杉元が本当に自分の腹を切る前にロシア人の殺し屋が現れその場は騒然となります。
実は山田座長は陸軍のスパイとしてロシアを巡業していた過去があり、殺し屋は山田座長を狙って間違えて杉元を襲い返り討ちにされてしまうのでした。
杉本たちは山田一座を去る間際、山田座長から樺太から最も近いロシア領に政治犯が収容されているアレクサンドロフスカヤ監獄があるという重要情報を聞き、キロランケの目的がアレクサンドロフスカヤ監獄であることを確信します。
第28話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第28話『不死身の杉元ハラキリショー』あらすじ【ネタバレあり】が参考になります。
第29話:国境 あらすじまとめ
杉本たちが豊原の山田一座を去ろうとしていた頃、キロランケはアシリパを連れてすでに敷香(しすか)まど辿り着いており、日本からロシアへ密入国する計画を打ち明けます。
密入国するには両国を自由に往来できるウィルタ(樺太アイヌとは異なる一部族)に変装する必要があったため、キロランケたちはウィルタと交渉してトナカイ橇を運転してもらいますが、国境を跨った途端運転していたウィルタが狙撃されてしまいます。
ウィルタを狙撃したのはロシアの国境警備隊の狙撃兵でしたが、実はロシア側はすでに皇帝殺しで指名手配されているキロランケがロシアに入ることを知っており、その情報を流したのは鶴見中尉でした。
ロシア側の狙撃兵は相当の腕前だったため、尾形は狙撃兵を仕留めるため森で相手が先に打つのを待ち続けま、お互い膠着状態が続きます。
第29話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第29話『国境』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第30話:悪兆 あらすじまとめ
ロシアの国境警備隊に狙撃されたアシリパたちは尾形に狙撃兵の対処を任せ、駆け引きに勝った尾形がロシアの狙撃兵を倒すことに成功しますが、寒さで高熱を出し村でウィルタの悪魔払いの儀式を受けます。
尾形は熱にうなされながら腹違いの兄弟である花沢勇作のことを思い出します。花沢勇作は花沢中将の正妻との間に生まれた息子で、「人を殺して罪悪感を感じない人間がこの世にいていいわけがない」という持論を持っていましたが、尾形はそんな花沢勇作に納得できず戦場で背後から射殺するのでした。
第30話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第30話『悪兆』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第31話:メコオヤシ あらすじまとめ
アシリパはキロランケたちと亜港(あこう)へ辿り着き、そこでメコオヤシ(オオヤマネコ)の足跡をみつけたキロランケから父であるウィルクとメコオヤシのエピソードについて聞かされます。
父の話を聞くうちにもっと色々と知りたくなったアシリパは、キロランケの知るソフィアという女性ならウィルクについてもっとよく知っていると教えます。
キロランケとウィルクは過去にロシア皇帝を暗殺して北海度まで逃げ来てましたが、実は首謀者はソフィアという女性で、キロランケはアレクサンドロフススカヤ監獄(亜港監獄)に幽閉されいるソフィアを脱獄させるために亜港へ来たのでした。
第31話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第31話『メコオヤシ』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第32話:人斬り あらすじまとめ
網走監獄で『のっぴら坊』の奪還に失敗した土方歳三は土井新蔵という入れ墨の脱獄囚を探して釧路へ来ていましたが、そこで土井新蔵(人斬り用一郎)が根室にいるかもしれない有力情報を入手します。
土方歳三は根室で刺客を撃退する用一郎と再会しますが、用一郎はすでに生きる気力を失っており説得して仲間にできる精神状態ではありませんでした。
土方は自殺未遂をして心底疲れ果てた用一郎を切り伏せますが、用一郎に人として生きることの意味を教えてくれたアイヌの妻の形見を渡してやります。
第32話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第32話『人斬り』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第33話:革命家 あらすじまとめ
第33話ではキロランケ・ウィルク・ソフィアの過去と鶴見中尉の過去のエピソードです。
キロランケたちはロシア皇帝を暗殺して9年間も逃亡生活を続け、日本へ渡るための日本語の家庭教師として日本人の長谷川幸一という写真館を経営する男性の協力を得ます。
長谷川から日本語や日本の文化を教わっていた3人でしたが、長谷川の正体はロシアで活動する日本軍のスパイであることが分かりロシア秘密警察に包囲されます。
3人は長谷川が隠し持っていた機関銃で秘密警察を殲滅しますが、キロランケとウィルクは樺太へ渡りソフィアは独りだけロシアに残ります。
長谷川は3人が去った後で家を焼き払って証拠を隠滅しますが、その際、流れ弾に当たって死にかけていた妻に自分の本当の名前を教えます。長谷川幸一の本名は鶴見篤四郎(つるみ とくしろう)だったのです。
第33話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第33話『革命家』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第34話:狼においつく あらすじまとめ
キロランケは計画通りアレクサンドロフススカヤ監獄の外壁を爆弾で破壊してソフィアの脱獄を手助けし、ソフィアは仲間の囚人たちとともに脱獄に成功します。
ウィルタの漁に紛れて氷河の上を大陸へ向かって歩くアシリパたちでしたが、ソフィアからウィルクの名前がポーランド語の「狼」に由来することを聞かされ、かつて父が語ってくれた父のアイヌ語の名前について思い出します。
アシリパは父が教えてくれたアイヌ語の名前が入れ墨人皮の暗号を解く鍵であることに気付きますが、そんなアシリパの心の変化を尾形は見逃しませんでした。
第34話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第34話『狼に追いつく』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第35話:罪穢れあら すじまとめ
アシリパが入れ墨人皮の暗号を解く鍵に気付いたことを見抜いた尾形は、アシリパを連れてキロランケたちから離れ自分だけ暗号解読の方法を聞き出そうと必死に迫ります。
尾形は網走監獄で死ぬ間際の杉元から遺言を預かっていたと嘘を言い、どうしても杉元に代わって杉元の戦友の未亡人に金塊の分け前を届けなくてはいけないと動揺を誘いますが、アシリパが「杉元は最後に何か食べたいとか言ってなかったか?」という質問に妙な返答をしたことで嘘が見破られてしまいます。
嘘がバレて殺されそうにアシリパでしたがギリギリ駆け付けた杉元に助けられ、尾形はアシリパの毒矢で片目を失明してしまいます。また、谷垣たちに追いつかれたキロランケは谷垣と格闘の末にナイフで重症を負い、月島軍曹も仕掛け爆弾で重症を負ってしまいます。
第35話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第35話『罪穢れ』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
第36話:生きる あらすじまとめ
キロランケの仕掛け爆弾で月島軍曹が重症を負い、感情的になった鯉登少尉は我を忘れてキロランケに襲い掛かりますが、怪力のキロランケに圧倒されてあと一歩のとこまで追い込まれたところ、なんとか駆け付けた谷垣が発砲して助かります。
キロランケを氷で埋葬した一行は月島と尾形を手当するために亜港(あこう)へ戻り2人を医者に診せますが、尾形は重症でこのままではもうすぐ死ぬと告げられます。
ところが尾形は医師の奥さんを人質にとったうえ鯉登少尉を蹴り倒し、「バルチョーナク」というロシア語を口にして馬で逃亡します。
アシリパ奪還に成功した先遣隊は北海道へ帰り鶴見中尉のもとへ行くこととなり、杉元とアシリパは相棒の契約を更新します。
第36話のあらすじのより詳しい内容は、ゴールデンカムイ3期:第36話『生きる』あらすじ解説【ネタバレあり】が参考になります。
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