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ASPが広告の提携を却下・否認する理由はブログ記事と商品の関連性が低いから

ASPに提携否認される理由 アフィリエイト

最近A8.netやバリューコマース、アクセストレード、afbなどのASP(アフリエイト・サービス・プロバイダー)にVODサービス広告の提携を申請したところ、立て続けに却下されてしまい心が折れそうになりました。

どうもブログの記事の内容に問題があるなど規約違反があると提携を断られるらしいのですが、却下された理由を教えてくれないので自分で問題の箇所を探すのに苦労します。

色々と調べてみたところ、開設して間もないブログで記事数が10件以内だったり少なすぎると却下されることもあるらしいですが、試行錯誤しているうちにだいたいの理由が分かってきました。

ズバリ、提携を否認される最大の理由はブログのジャンルと扱いたい商品の関連性が低いことです。関連性の低い記事ばかりでトラフィックも少なかったりすると間違いなく却下されます。

逆にアクセスはある程度少なくても扱いたい広告ジャンルと合致した内容の記事群を用意したブログだと、提携を承認してもらえる可能性が比較的高くなることが分かりました。

ASPに提携を却下された理由として思い当たること

ASP提携否認・承認・条件

提携却下されたのはd-アニメストアですが、実は少しだけ思い当たる点があります。

VODサービスの一覧をまとめた記事を書いた時にdアニメストアだけに却下されましたが、その他のU-NEXTHulu、Amazonプライム、FODプレミアム 、ABEMA、WATCHAなど、有名どころはすぐに提携してもらえました。

どうも、当サイトのアニメに関する記事が「ジョジョの奇妙な冒険」に関する記事が5本と、その他少々だけだったので、アニメファンを引き付ける力がないと判断されたのかもしれません。

特に当サイトのように雑記ブログ形式であれもこれも管理人の書きたいことを書いているサイトは、専門性に欠けていると判断されて却下された可能性は高いと思われます。

ちなみに、雑記ブログと特化ブログで比較した場合、明らかに特化ブログのほうが審査に通りやすいです。これは、実験的に別ドメインでブログを立ち上げてアニメなどの動画専門のネタバレ記事を書いて試してみて明らかになりました。

その後、記事を50記事まで増やして、全部アニメやドラマ・映画のレビューで固めてA8.net経由でd-アニメストアに提携を申請したところ、無事に審査を通過しました。

開設して間もないサイトが提携を却下されるのも似たような理由で、まだ記事が少なく収益を出せる可能性が乏しいと判断されると却下されるそうです。ちなみに、記事数が多くても特定のキーワードで検索結果の上位をとれていなかったり、月間のPVが一定数に達していない場合も審査に落ちる可能性は高まります。

卑近な例を挙げると、筆者の雑記ブログは特化したジャンルが一切ありませんが、特定のカテゴリーで検索結果の1位を取れている記事が少しだけあります。

そういう記事では、普通にアクセスが集まらない状態では提携が却下された広告案件でも上位表示されてアクセスが集まりだすと提携してもらえた事例があります。

ASPが提携を却下するのは当たり前の時代になったと考えるべき理由

ASP提携否認・承認・条件3

今回、d-アニメストアとの提携に失敗したことで色々と考えさせられましたが、2022年に入りASPに広告の提携を申請して却下されたのはd-アニメストアなどのVODサービスだけではありません。実は他のジャンルでも結構審査に落ちています。

すでにブログ界隈の事情に詳しい人は知っているでしょうが、この理由は至って明白です。実はASPは特定のジャンルを除き、専門性のない分野のメディア(ブログなど)とは広告の提携をしないスタンスを一段と強化しています。

例えば、以前は誰でも提携出来たようなクレジットカードや銀行の個人口座の開設の案件などが典型的な例で、以前なら即時提携できていましたが今では必ず審査された後に提携するようになっています。

当ブログのように雑記ブログを運営していると、YMYLがどうのこうの言う以前に扱う広告と関連性が低いと判断され、提携が却下されます。

これからのブログ運営は、自分が扱いたい広告を見つけたらすぐに提携を申請するのではなく、まずその広告の商品と同様のジャンルを扱った記事をある程度書いてからにしないと、まず間違いなく審査に落ちるでしょう。

ショッキングなこと、ふるさと納税の案件でさえ提携を却下されたりします。さすがに驚きましたが、雑記ブログだとそんな感じです。

ASPや広告主がGoogleの方針に追随するのは当たり前

扱いたい商品と関連性の低い記事ばかり扱っているとASPに広告の提携を申請しても却下されることは説明しましたが、その理由はGoogleの方針に従っているものだと考えて間違いありません。

Googleの検索アルゴリズムがEATを重視する傾向は2022年に入りさらに強くなり、コタツ記事と呼ばれるネット上の寄せ集め情報をまとめた『○○の評判』みたいな記事はどんどん淘汰されています。

もしも検索結果の上位にコタツ記事しかない場合は、ドメインパワーの強い記事が上位に来るようになっており、そういうところでは記事の内容よりもドメインパワー重視の戦いが繰り広げられています。当然、ドメインパワーなど簡単に上がるものではないので、コタツ記事の争いは簡単に決着が付きます。

Googleは内容の薄い2次情報ばかりが上位に集まるのを嫌がるようになり、実際に商品やサービスを利用した経験に基づくレビューなどを重視する傾向をどんどん強めているため、検索結果の上位はどんどん実際の体験談などの1次情報に基づく記事で占められつつあります。

こうなると、ASPや広告主もGoogleと歩調を合わせないわけにはいきません。内容の薄いまとめ記事や商品と関連の低い内容の記事をたくさん扱っているブログなどと提携しても、そんなメディアは上位表示される可能性が低いので提携する意味がないと判断します。

面白いことに、ブログの構成を大幅に変えて特定のジャンルに特化した記事群を用意し、ある程度のPVを獲得するようになると、ASPのほうから提携の打診をしてくれます。極端な場合は広告主のほうから直接提携の打診がくることもあります。

ASPに提携を却下されないための重要ポイント

ASP提携否認・承認・条件2

もしもASP経由でお目当ての案件を扱いたい場合、以下のポイントを意識する必要があります。

  • 雑記ブログでASPの広告を使用するのは専門性に欠けるので分野によっては審査で却下されることがある。
  • 専門性を保証するために、雑記ブログのなかに専門性のあるジャンルの記事をある程度多めに用意しておいたほうが審査に通りやすい。
  • ジャンルの有無を問わず、ある程度のアクセスが集まるよう頑張る必要がある。

アドセンスの審査に5連発で不合格になったブログが、一文字も手直しせずに6回目に合格した理由はPVが増えたからでした。昨今、PVが集まらないブログはアドセンスの審査でさえ通過できません。

上記3つのポイントを無視して提携できる広告もありますが、なんでもかんでも宣伝できるほど器用な人などそうはいません。雑記ブログを運営している筆者自身も、気付けばある程度ジャンルは片寄ってきていることに自分で気づいているくらいです。

また、どうしても取り扱いたいVODサービス関連の広告は、別ドメインで特化サイトを立ち上げることでASPと提携することができました。

雑記ブログの運営はもともと全然楽じゃなかったですが、今後さらに難しくなると思います。ある程度内容が濃くなってきたジャンルのカテゴリーは切り離して別途ブログを立ち上げるなど、色々と手間をかける必要がでてきました。

また、商品レビューなんてまさにそうです。今まではすでに購入したことのある商品のレビュー記事を書くことが多かったですが、特定ジャンルの商品を意識的に購入してレビュー記事を書くよう、若干スタイルを変更しないと難しいかもしれません。

広告の提携審査に通過しやすいASPはある?

ASPに無料で会員登録を済ませて「さあこれから商品・サービスをアフィエイトしよう!」という時になって、扱いたい広告に提携の申請をして却下・否認されると出鼻を挫かれてしまいます。

私もそうでしたが、どこかのASPで特定の案件に申請して却下されると別のASPで別途提携を申請したりするものです。しかし、この行動は誤りです。

内容の濃い専門ジャンルになると広告主自らネットで掲載可能なメディアを探していることも多いので、提携を申請して却下されたメディアがなんの改善もされずに別のASP経由で承認されることはありません。

そういう意味では、審査に通りやすいASPというものは存在しません。別の言い方をすると審査に通りやすい案件を多く扱うASPというのはあります。いわゆる『即時提携』の案件を多く扱うASPがそうです。

例えば、Smart-C・FC2アフィエイトこの2つのASPは即時提携可能な案件しか取り扱っていません。

バナーブリッジのように出会い系アプリやチャットサービスを扱うASPは昔は即時提携が当たり前でしたが、今では審査が必要となっていて、サイトにマッチしていないと提携が否認されます。試験的にこのブログでも申請してみましたが、見事に却下されました。

というわけで、広告の審査に通過しやすいASPはあまりないことがよく分かりました。下記に国内で有名なASPをいくつか紹介しますが、A8.netを筆頭に審査が必要な案件を多く扱うASPが大半です。

あまりにも提携を却下されることが多すぎて困っている場合、『即時提携』案件から挑戦するのもひとつです。広告を扱っている数だけで判断するとA8.netが最も多いので、『即時提携』案件の数はA8.netが最多となります。

下記のASPの中でまだ無料会員登録していないものがあればご自由にどうぞ。

A8.net 最もポピュラーで売れやすい案件が多い。
筆者はA8.net経由の成果報酬が9割です。
バリューコマース Huluとか特定の広告主はここでないと提携できない。
アクセストレード アクセストレードでしか提携出来ない広告が多々ある。
審査は厳し目で個人的にはかなりの確率で否認されてます。
Smart-C 全てが即時提携の案件なので初心者でも取り組みやすい。SNSでの訴求は禁止。
個人的には全く稼げいませんが、利用価値はあると思っています。
もしもアフィリエイト A8.netで終了した案件でも扱ってたりする。
もしも限定案件は魅力的だが知名度が低いと商標で集客するのが難しい。
なぜか楽天アフィリエイトばかり報酬が発生して広告案件で成果が出にくい。
レントラックス
YMYL王国だが、ここだけで扱っている希少案件もある。
また、比較的他のASPよりも広告主と提携するのが速いので先手を打てる。
JANet YMYLの嵐だが、銀行の口座開設などここでしか扱ってない案件がある。
企業サイトの銀行紹介リンクにはだいたいJANetが使われている
マネートラック シンガポールのASPで、YMYLばかりだが同一案件が他社より1,000円くらい高く
設定されることがある。報酬の支払いはドットマネー経由で、希望すれば即日ドッ
トマネーに振り込まれます。
infotop 情報商材が非常に多いが、ここかA8.netしか扱っていないワードプレステーマ、
AFFINGER6【THE THOR(ザ・トール)】 など、レア案件を探すと面白い。
バナーブリッジ
出会い系・アダルト系の嵐。得意な人が稼ぎまくっているが個人的には苦手。
相性の良い人はかなり重宝すると思います。
DMMアフィリエイト 提携審査が比較的優しくて、漫画・同人誌が売れやすい。
DMMは訴求の仕方に工夫が必要で、そこを追求できればかなり夢がある。
新規入会でも報酬が発生するのである意味かなりおいしいと言える。
FC2アフィエイト 米国のASPで、非常に微妙な案件ばかりだが稀に訴求し易い案件もみつかる。
無料のFC2ショッピングカートは利用価値あり。
FC2は物珍しいせいか、クリック率が異常に高いのが不思議である。

表中のレントラックスはクローズドASPですが、自分から提携申請して審査に通れば提携できます。だいたい上記のASPや広告主と提携していれば、案件に困ることはないと思います。

レントラックスのようなクローズドASPは向こうから提携の打診をしてくる前にこちらから提携を依頼すると却下されることもあるので、A8.netやバリューコマースなどほぼ無条件で提携できるASPから利用するほうが良いです。

ゲームとかの広告になると広告主と直接やりとりすることもあります。スマホアプリの広告主になると、向こうから提携して欲しいと打診してきておきながら、返事を出してるのにほったらかしの広告主とかいます。まあ、色んな広告主やASPがあるわけです。そして、皆さん必ず審査を実施します。

それにASPとの提携は審査で落ちたとしても、後日ブログの内容がある程度濃くなってから再申請すると審査に通過することもあるので、1回落ちたらダメみたいな一発勝負ではありません。

afbだけは例外!一度広告の提携審査に落ちると同じメディアでは申請できない

ひとつ前の見出しでASPをたくさん紹介しましたが、afbだけは例外です。afb(アフィリエイトb)はA8.netでも扱っていない案件を持っていることもあって無視できないASPですが、afbは審査に落ちるとアウトです。

ブログを運営している人がafbにメディアを登録すること自体は難しくないですが、紹介されている案件の提携審査に一度でも落ちると、そのメディア(ブログ・HP)では2度と申請を受け付けてもらえません。

Q プロモーションの提携審査に落ちることはあるの?その場合、同じプロモーションに提携の申請はできないの?

提携申請を行った後に、プロモーションを運用しているクライアントが、あなたのサイトが提携の基準を満たしているかどうか審査を行います。 クライアント側の基準を満たさない場合は提携を見合わせる場合もございますのでご了承ください。また、提携を見合わせたプロモーションは、再度同じサイトで提携できませんのでご注意ください。 ※提携を見送られた場合でも、別のサイトであれば再度提携申請が可能です。 提携の見送りの基準は各クライアントごとに異なりますが、一般的なものとして以下の理由があります。アクセス数(PV数)が低いコンテンツ(内容)の充実度が低いクライアントの取り扱う商材と関連がない。

afb公式サイト プロモーション提携について:よくあるご質問一覧 より引用

ちょっと厳し過ぎる気もしますが、あまりにも多くの提携申請を受けつけてしまうと審査にかなり時間がかかるので、防御措置としてそうゆう対応をしているのかもしれません。

ただし、別のドメインで運営しているブログから再度提携申請することは可能だと明記されています。まあ、一発アウトなのでよほど自身がないかぎり無闇に申請しないほうがいいかもしれません。

提携を却下された案件でも7回目で審査に合格

ASP提携否認・承認・条件4

見出しに書いてある通りですが、提携を却下された広告案件に7回目でようやく提携してもらえた経験が2回あります。もちろんafbではありませんが同じドメイン・同じメディアで挑戦した結果です。

7回目というのはただの偶然が2回重なっただけですが、記事の内容やサイト全体のジャンルの構成を大きく改め、何度も繰り返して提携を申請して最後にようやく提携が承認されたわけです。

無頓着な人もいますが、自分のブログのトラフィックを監視していると明らかに購買目的ではないIPアドレスで長時間滞在している人がたまにいます。そういう閲覧者は決まって提携を申請した広告主だったり、新たに広告を掲載してもらえそうなメディアを探しているどこかの会社であることが多いです。

最近では広告主も提携に慎重な姿勢で挑むのが当たり前になってきているので、広告の提携申請があったからといって以前のように適当に承認したりせず、一定期間時間をかけて記事のジャンルや内容、自社サービスとの関連性など吟味し、広告を掲載するに値するか否か熟考します。

ところで、今回7回も提携を申請したのには理由がありまして、一般的にはひとつの広告にそれほど拘る必要はありませんが、私の場合同一カテゴリーの記事群をある程度用意しており、特定の記事だけ上位表示されているにも関わらず広告が使用できていない状態が続いていたので、どうしてもその記事と関連のある広告主に提携して欲しかったのです。

広告主の側からすれば何度もしつこく提携を申請するので面倒に思われたかと思いますが、同様のことが2回もあったことから記事の内容やブログ全体のジャンルの見直し・整理をすることは広告の提携をしてもらう上で大きく影響することがハッキリわかりました。

アフリエイトの広告を掲載するには特化型ブログが有利だと以前から言われていましたが、近年その傾向はますます顕著になってきているのは間違いないようです。

最近では提携を否認・却下された際のメールの文言も「自社のサービスとマッチしていないと判断されました」というような文面で、遠まわしに特化サイトにするよう訴えかけてくれるようになりました。

確実に提携してもらいたい広告案件がある場合は、特化サイトを作るか雑記ブログの中に特化したカテゴリーを作るか、いずれかの方法を採用するべきです。

最後に、アフィリエイト広告探しはけっこう時間がかかります。

まとめ

検索エンジンで「○○ ASP」みたいに検索すると特定のサービスや商品の広告を扱っているASPがすぐ見つかることもありますが、検索してもみつからないこともあります。

また、各ASPの公式サイトで商標で検索したとしても、ASPが管理するカテゴリーと検索キーワードがズレているとヒットしないこともあります。

そのため、自分が紹介したい商品の広告があるかどうか確認するにはASP各社の公式サイトでじっくり時間をかけて探す必要があります。

ただし、ブログを立ち上げて記事数も少なく内容も充実していないうちは、各記事の検索順位を上げることやアクセスの流入を上げることに注力するのが一番です。

関連記事から内部リンクでアクセスを流すことで、検索流入が少なくても検索エンジンに存在を検知してもらえるよう配慮するのは非常に重要です。

そして、ある程度ブログが形になったと思ったらASPの広告に提携申請すると良いでしょう。

何度も言いますが、提携するにあたり「審査が有り」となっている広告の多くは特化ブログかカテゴリー特化、もしくはアクセスが多いブログでないと提携してもらえない可能性が高いです。

くれぐれも無闇やたらに提携の申請をしてバサバサ否認されることがないよう、方向性を持ったブログにすることをおすすめします。

もし、すでにブログがある程度形になっている場合は下記の一覧から気になったASPに登録することができます。

A8.net 公式サイト ≫

バリューコマース 公式サイト ≫

もしもアフィリエイト 公式サイト ≫

JANet 公式サイト ≫

レントラックス 公式サイト ≫

DMMアフィリエイト 公式サイト ≫

インフォトップ 公式サイト ≫

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