ロングライド・ヒルクライムを問わずサイクリングには欠かせない補給食。身近なもので手頃な価格で安く済ませたいと思っていた矢先、近所の大黒天物産ディオというディスカウントのスーパーに補給食として使えそうな商品がみつかったので、成分や実際に補給した感想を紹介しようと思います。
ロードバイクで長距離を走ったり強勾配の登坂をパワーゲームで挑んだりすると、血糖値が低下してハンガーノックという状態に陥ることはよく知られています。
自転車じゃなくても起こるハンガーノック
サイクリングも経験がものをいう世界だけあって、これは経験しないと分からないものですが、ハンガーノックになってしまうと糖分を補給して体がシャキッとするまで動けなくなります。
まあ、全く動かないわけではないですが生きた屍みたいになり、もはや山を登ることは不可能な状態になります。下手すると、家に帰るのも嫌になるほど骨抜きになってしまいます。なにより厄介なのはハンガーノック状態になると休んだだけでは回復しないということです。
実は、ハンガーノックは自転車競技の世界だけに限った話ではなく、陸上競技や水泳の世界では昔から重要視されていました。陸上競技では、特に400mや800mなどの短距離走や中距離走の世界では、心肺能力と共に全身の筋力をフル活用して走るため、1本全力疾走するごとにチャージするというのがセオリーとなっています。
これを怠ると、疲れて動かない体を無理して動かすだけの無理ゲーのようなトレーニングになってしまい、練習はしているのに成績が伸びないという悪循環に陥ります。
スポーツ科学理論的知識の乏しい顧問の元で陸上競技をした経験上、無理ゲーは所詮無理ゲーであって、怒鳴られようが嫌味を言われようが、チャージしないと体は動きません。それどころか無理をすると筋肉が悲鳴を上げて故障を起こします。
5000mや10000mといった長距離走では長時間走ってはチャージと休息を繰り返す必要がありますが、短距離走のチャージは100%マックスで走るなら1本ごとに補給するのが基本です。それくらい、短距離走の筋力の使い方は短時間で血中の糖分を大幅に消費するほどのパワーが必要とされるのです。
そして、サイクリングにおける血中の糖分を消費するメカニズムも競輪選手を見ればわかるとおり、全身をムキムキに鍛えているため、出走前にはエネルギーに変化しやすいメニューを選択しているようです。
例えば東京5輪で銀メダルに輝いた梶原選手は出走前の食事に「うどん」を食べる習慣があるそうですが、「うどん」は太りやすいことで有名ですが、ソバなどと並び食べてすぐエネルギーに変換されやすい食べ物でもあります。
ヨーロッパには「うどん」や「ソバ」がないので、ヨーロッパのロードの選手はパスタを食べさせられていることは有名です。どうも麺類はエネルギー消費の激しい運動と相性が良いみたいです。
ホビーライダーこそ注意すべきハンガーノック
ここまで運動と血糖値の話をしてきましたが、低血糖というと大袈裟な話に聞こえるかもしれません。でもホビーライダーこそ血糖値は気を付けるべき重要度の高い項目だと言えます。
なぜなら、私も含めてホビーライダーは経験が少ないために自分の限界が分からないからです。また、市民レースにでも出場しない限り無理して限界に挑戦するような局面がほぼないからです。
そんなホビーライダーでも、ロングライドはこなしてみたくなるのは皆おなじで、週末に100~150㎞走れたら体はもちろん心も達成感で満足し、充実した週末となることでしょう。
だから、クリート付けてビンディングペダルにもなれて、フラットペダルでペダル回してた頃よりも格段と速くなったと実感できるようになるとロングライドに挑戦したくなるのです。
100㎞とか150㎞という距離を休憩なしで走るのか、折り返し地点で休むのかで随分と話は異なりますが、趣味でやってる限り無理せず休憩するのが無難だと思われます。
そして、長距離を走る際に絶対に欠かせないのが走りながらの補給食です。
だらだらと3時間かけて走る100㎞でも、平均7~8割の馬力で走る100㎞でも、血中の糖分は必ず低下します。厳密には低下の仕方は異なりますが、動けばお腹が減るのと同じでペダルを回せばパワーを使って糖分を消費します。
パワーを消費したらカロリーを摂って糖分に変換する必要があり、休憩して食事をするか補給食を取りながら走り続けるかどちらかしか方法はありません。栄養を吸収せずにただ休むだけでは絶対に疲れは回復しません。
世界であまたのスポーツ競技があるなかで、ロードレースだけが世界で唯一レースをしながら栄養補給が許された協議である所以です。
そして、この栄養補給を怠ると血中の糖分が低下したまま走り続けて体が悲鳴を上げて動けなくなるハンガーノックという状態に陥ります。
ひとたびハンガーノック状態になると、チャージしてもすぐには回復しないので、しばらくだらっと横になるなどして、吸収した栄養が血液中で糖分に変換されるのを待つ必要があります。
人間の体は車のようにガソリンを入れたらすぐに走れるような単純な仕組みではないということです。
そして、このハンガーノックはホビーライダーがペース配分を間違えたり、無理して自分の力量を超えた走り方をした場合に度々直面します。私も恥ずかしながら河川敷の路肩でしばらくゴロンとなった経験があります。
これには予兆というものがなく、来るときは一気に来るのが特徴です。だから厄介なのです。
初めて経験した時は、なんだか急に力が入らなくなって自転車から降りてしまい、無造作に地面に座り込んでしまいました。それくらい、一気に来ます。
しばらくして、お腹がすいたような喉が渇いたような、体が何かを欲しているのがなんとなく分かってきますが、その時に手元に補給食がなかったら面倒なことになります。
自覚があるなら最寄のコンビニでもなんでも探してとにかくカロリー接種することで解決に向かいますが、わからなければ恐らくずっと座って休んでしまうでしょう。
なので、これはロードバイクの世界に入門した人の基礎知識として、経験しているか否かに関わらず知っておくべき重要事項だと断言します。パンク修理キットを持ち歩くのと同レベルと思って下さっても結構です。
地味にお金がかかる補給食
とは言うものの、ロードバイクの世界に限らず専門的でニッチなジャンルについてまわるのがコスパの問題です。
どんなジャンルでもそれ専用のなにかを選ぼうとすると、ブランドとか知名度が付加価値となってベラボーな値段がついてくるのが常ですが、我々庶民の誰もがそんなブランド品を手軽に購入できる経済力を持ち合わせているわけではありあません。
フレームにしてもコンポにしてもカーボンで105やアルテグラを選択したいのを我慢して1ランク下の素材で踏ん張ったりしているものです。実際に市場の需要と供給のバランスを見ても、アルミフレームが多数を占めている現状をみればよくわかります。
そんな庶民が必需品であるタイヤやチューブの他に、毎回のロングライドで補給食を節約しようと思うのも人情というものでしょう。
ネットで購入できる補給食を一覧にしてみた
全てを調べることはできませんでしたが、アマゾンででサクッと検索して出てきたのは下記のとおり。
1本あたりの重量・カロリー・コストと100gあたりのカロリーに着目して緑色でマーカーを入れました。
○アミノバイタル アミノショット パーフェクトエネルギー(45g×4本 785円)1本あたり 45g 109kcal 196円→100gあたり 242kcal 435円 ○WINZONE エナジージェル(40g×6本 1710円)1本あたり 40g 115kcal 285円→100gあたり 287kcal 712円 ○Mag-on エナジージェル(41g×12個 2789円)1本あたり 41g 120kcal 232円→100gあたり 292kcal 565円 ○ピュアパラ パラチノース ([20gX10袋]X10セット 8900円)1本あたり 20g 76kcal 89円→100gあたり 380kcal 445円 ○かし原 塩羊かん (1本[2個入り]×75本 2970円)1本あたり 36g 102kcal 40円→100gあたり 283kcal 111円 |
一覧にして分かったこと
大量にまとめて購入することで、1食分が実質300円以内に収まることが分かりました。
しかし、100gあたりの摂取カロリーと価格を考慮するとかなり高いことも分かります。
100gあたりのカロリーはゼリー状の食品だと242~380kcalと幅がありますが、だいたい200g後半がメジャーのようです。
100gでピュアパラ パラチノースが高品質であることもよくわかります。
また、羊かんは最もコスパ・接種可能カロリーともに優れていることがわかりました。
単位量あたりの摂取カロリーが高い食品はそれだけ工夫が加えられているようで、コストもそれなりかかるようです。
そこで、高価なメーカ品の補給食を購入するかわりに、身近にあるスーパーなどで手頃な価格で買えるありふれた商品を代用品として利用できないかリサーチしてみました。
ただし、これはあくまでもレースなど射程外にあるホビーライダー目線での話です。
その気になってスーパーで品定めしてみると、使えそうな食品が結構ありました。
補給食の代用品になりそうなスーパーディオの商品一覧
サイクリングではサイクルジャージを着て走ることが多いため、基本的にサイクルジャージの背中のポケットに入ることを前提に商品をチョイスしました。
amino VITAL マルチエネルギー
販売者:味の素株式会社
製造者:長野興農株式会社
品名:清涼飲料水(ゼリー飲料)
栄養成分表示 1袋 180g
エネルギー 160kcal
タンパク質 1.5g
脂質 0g
炭水化物 399.9g(糖質 37g 食物繊維 2.9g)
食塩相当量 0.14g
ビタミンB1 0.09㎎
ビタミンB2 0.10㎎
ビタミンB6 0.14㎎
アミノ酸 1.5g(アラニン 0.60g プロリン 0.45g 他アミノ酸 0.30g)
キャッチコピー
●[速効性エネルギー源・アミノ酸]+[持続エネルギー源・糖質]
でマルチバランスなエネルギー補給食。
●ご飯1杯分(160kcal)のエネルギー。
●すばやく補給できるゼリードリンク。
引用元:商品裏側の記載事項
1本あたり 180g 160kcal 98円→100gあたり 100kcal 54円
なんか、これだけみたらスポーツ選手の補給食のための商品そのものであって、これを使用しない手はないといっ たキャッチコピーだったので、迷わず購入しました。
ブランドは「味の素」ですが、OEM生産で長野県の別会社が生産してることが明記されています。
ただ、専門知識がないために栄養成分に偏りがあるか否かなど、詳しいことは分かりかねますので、1袋あたりのカロリーとビタミンB群の充足率および価格、そして実際の使用感を総合的に勘案して判断したいと思います。
amino VITAL ガッツギア スポーツキッズ応援ゼリー NEW
販売者:味の素株式会社
製造者:長野興農株式会社
品名:清涼飲料水(ゼリー飲料)
栄養成分表示 1袋 250g
エネルギー 200kcal
タンパク質 1.5g
脂質 0g
炭水化物 50g
食塩相当量 0.34g
カルシウム 130㎎
ビタミンB1 含まれているが配分の記載無し
ビタミンB2 含まれているが配分の記載無し
ビタミンB6 含まれているが配分の記載無し
アミノ酸 1.5g(アラニン 1.35g プロリン 0.15g)
キャッチコピー
●育ち盛りのお子様に大切な栄養を配合。
●バナナ2本分強の200kcalのエネルギー
●お子様の成長に大切なカルシウム130mg
●元気を引き出す新アミノ酸組成1500㎎(アラニン・プロリン)
引用元:商品裏側の記載事項
1本あたり 250g 200kcal 98円(税込み)→100gあたり 80kcal 39円
これは冒頭で紹介したゼリーと同じで味の素ブランドのOEM商品ですが、商品名やイメージ画像を見ればわかるとおり、子供向けに開発・販売された商品です。
まあ、大人の私が接種しても害はないどころか、私も心はまだ少年なのできっと吸収率も良いはずです。
容量が子供サービスで40g多いのとカルシウムも意識して加えられ、エネルギーも160kcalから200kcalへ増えているのが特徴です。ビタミンB群の配分について全く記載が無いのが残念ですが、恐らく「amino VITAL」と同程度だと推測されます。
ENERGY エネルギー補給ゼリー
製造者:セイウフーズ株式会社
名称:ゼリー飲料
栄養成分表示 1袋 180g
エネルギー 214kcal
タンパク質 0g
脂質 0g
炭水化物 53.6g
食塩相当量 0.13g
ビタミンA 391ug
ビタミンB1 0.7㎎
ビタミンB2 0.8㎎
ビタミンB6 0.8㎎
ビタミンB12 1.6ug
ナイアシン 7.2㎎
ビタミンC 310㎎
ビタミンD 4.2ug
ビタミンE 4.0ug
葉酸 198ug
パントテン酸 3.9㎎
キャッチコピー
VitaminA,VitaminB,VitaminB2
VitaminB6,VtaminB12,VitaminC
VitaminD,VitaminE,Niacin,Pantothenic acid,
Folic acid
エネルギー 214kcal マスカット味 果汁3%
引用元:商品裏側の記載事項
1本あたり 180g 214kcal 84円→100gあたり 118kcal 46円
先に紹介した2つの商品は味の素ブランドのOEM商品でしたが、これはガチンコ勝負のメーカー品です。
この商品はビタミンB群のみならずビタミンC群や群も意識して配合されているのが特徴です。
さらにタンパク質が一切含まれていないことと、1袋あたりのカロリーが214kcalとダントツの高カロリーであることは注目に値します。
ビタミンとカロリーの両方を重視するならこれに決まりです。
VITAMIN ビタミン補給ゼリー
製造者:セイウフーズ株式会社
名称:ゼリー飲料
栄養成分表示 1袋 180g
エネルギー 126kcal
タンパク質 0g
脂質 0g
炭水化物 31.5g
食塩相当量 0.14g
ビタミンA 929ug
ビタミンB1 1.7㎎
ビタミンB2 1.8㎎
ビタミンB6 1.8㎎
ビタミンB12 3.6ug
ナイアシン 16.7㎎
ビタミンC 373㎎
ビタミンD 8.2ug
ビタミンE 8.6ug
葉酸 396ug
パントテン酸 8.4㎎
キャッチコピー
VitaminA,VitaminB,VitaminB2
VitaminB6,VtaminB12,VitaminC
VitaminD,VitaminE,Niacin,Pantothenic acid,
Folic acid
ビタミン11種類 グレープフルーツ味 果汁10%
引用元:商品裏側の記載事項
1本あたり 180g 126kcal 84円→100gあたり 70kcal 46円
この商品はひとつ前に紹介した「ENERGY エネルギー補給ゼリー」と同じ会社が製造している商品ですが、あきらかにエネルギー重視からビタミン重視にシフトチェンジされていることがハッキリとわかります。
すべてのビタミン群の成分は同じですが、割合が全ての項目で約2倍に増えています。そしてエネルギーはたったの126kcalと半分になっています。
これほど対照的だと一目で違いが分かって良いですが、この商品はサイクリングには全く不向きであることがこの時点で決定されました。単位当たりのカロリーが低すぎです。
しかしビタミンの成分配合が素晴らしいので、補給食ではなく日常生活の補助食品にふさわしいと言えます。
大関蔵元造 灘の甘酒
製造者:大関株式会社
名称:甘酒(清涼飲料水)
内容量:190g
原材料名:砂糖(国内製造)・酒粕・澱粉・生姜・
蜂蜜・食塩/酸味料
栄養成分表示 100gあたり
熱量 68kcal
タンパク質 1.3g
脂質 0.2g
炭水化物 15.5g(糖質 15.2g 食物繊維 0.3g)
食塩相当量 0.07g
アルコール 約0.8%
キャッチコピー
四季甘露有
酒粕微燻呈
蜂蜜栄養豊
滋味如桃源
引用元:商品裏側の記載事項
1本あたり 190g 129kcal 95円→100gあたり 68kcal 50円
これは正真正銘の甘酒ですがアルコール含有量が法定の基準値をはるかに下回るため、注意するよう記載されてはいますが、摂取しても飲酒運転にはなりませんので安心してください。
そして、注目すべきは成分ですが、意外とカロリーが低いことに驚きました。
ただ、炭水化物は15.5gありますが、これだとひとつ前に紹介した「VITAMIN ビタミン補給ゼリー」とほぼ同じくらいのカロリーになります。
サイクリストの間ではビニル袋に入った簡易的な甘酒を補給食や携帯食として利用する方もいるそうですが、これは瓶の商品でポケットに入れると場所をとるし、瓶の重量も考慮すると補給食としては「VITAMIN ビタミン補給ゼリー」にも劣るかもしれません。
ザッキー Zackey ピーナッツチョコウェハース
輸入者:株式会社ハッピーポケット
原産国名:マレーシア
名称:焼菓子
内容量:7コ
原材料名:砂糖・小麦粉・植物油脂・ピーナッツ
全粉乳・ココアパウダー・ホエイパウダー
カカオマス・乳糖・マルトデキストリン
澱粉・ヘーゼルナッツペースト
食塩・乳化剤・香料・カラメル色素
膨張剤・pH調整剤
(一部に乳成分・小麦・落花生・大豆を含む)
栄養成分表示 1個あたり
エネルギー 48kcal
タンパク質 0.8g
脂質 2.7g
炭水化物 5.2g
食塩相当量 0.02g
(推定値)
引用元:商品裏側の記載事項
1コあたり 9g 48kcal 14円→100gあたり 533kcal 155円
これは千葉県の商社が輸入したマレーシア製のウェハースですが、味は普通に惜しく食べることができるレベルで、何も知らなければ外国製であることすら気付きません。
そして肝心の成分ですが、お目当てのカロリーが単位量あたり一番多いのがこのザッキーでした。
よく考えないと安いと思いがちですが、実はコスパが悪いという新事実まで発見しました。
ザーッキーは単位量あたりのカロリーはダントツのNO1ですが、ゼリー状の食品と違って容量に対するカロリーの比率が一番低いのです。
簡単に説明すると、軽いけどかなり場所をとるということです。持って行くなら幾つも持って行かないとカロリーが足りないことになります。
7個入りで1個が48kcalなので、4個持って行けば約200kcal。7個全部持って行けば300kcalオーバーですが、1個が意外と薄いので全部ポケットに押し込むこのも無理ではないですが、それでは不便です。
この商品、実は私も結構愛用しているのですが、ウェハースの宿命というか食べると喉がパサパサして水が欲しくなるので、ウェハースを持って行くなら水もたくさん飲みたくなります。
BAKALLAND BA 100%NATURE
輸入者:株式会社神戸物産
原産国名:ポーランド
名称:デーツバー
内容量:1コ
原材料名:デーツペースト・オーツ麦
ローストピーナッツペースト
レモン果汁粉末・香料
栄養成分表示 1個あたり
エネルギー 122kcal
タンパク質 2.6g
脂質 1.4g
炭水化物 26.3g(糖類 15.6g)
食塩相当量 0.005g
*糖類は全て原材料に由来するもの
引用元:商品裏側の記載事項
1コあたり 40g 122kcal 63円→100gあたり 305kcal 157円
ポーランドのお菓子でお目当ての商品がヒット!
これはコスパ抜群の商品です。
形もデーツバーだからポケットに入りやすいし、しかも食べやすい。
しかも新開さんが食べてた補給食になんか似てるし。
ザッキーには100g当たりのカロリーで劣りますが、ザッキーは場所をとるのでこちらの方が優秀だと言えます。
実はこのお菓子、去年は3種類の味が販売されていたのに今日買いに行ったら1種類しかありませんでした。
これは輸入品の難しいところで、業者の匙加減で突然販売停止になったりすることもあります。
この商品に限っては末長く店頭に置いて欲しいと切に願います。
本当に美味しいんですよ。
TRADITIONAL ITALIAN FROLLINI hazelnuts and cocoa
輸入者:株式会社神戸物産
原産国名:イタリア
名称:ビスケット
内容量:2袋入り 200g
原材料名:小麦粉・砂糖・植物油脂・ヘーゼルナッツ
ココア・グルコースシロップ・コーンスターチ
麦芽エキス・食塩・膨張剤・香料
栄養成分表示 100あたり
エネルギー 466kcal
タンパク質 8.8g
脂質 14.0g(飽和脂肪酸:1.6g トランス脂肪酸:0g)
コレステロール 0mg
炭水化物77.5g
食塩相当量 0.3g
引用元:商品裏側の記載事項
2袋あたり 200g 932kcal 91円→100gあたり 466kcal 46円
やはり、洋菓子のカロリーは高いことがよく分かりました。
特に外国製はカロリーが高い。でもとても美味しい。
このお菓子は総量200gですが、1袋3個入り×2袋なので補給食として持って行くなら1袋で足りるでしょう。
そして、ザッキーほどではないですがクッキーも場所をとるのは同じなので、そういう意味ではデーツバーのように持ち運びには不向き化もしれません。
まあ、食べればすぐに場所が空くことになるので、そんなに害はないはずです。
ともかく、ロングライドで重要なカロリー補給がクッキーを食べることで効率的に賄えるのであれば、こんな便利なことはないと思います。
100g当たり46円でカロリーが466kcalの食品となると、ネットで購入できる高価な補給食など足元にも及びません。コスパNO1はイタリアのクッキーに決定しました。
それにしても洋菓子は美味しい。癖になりそうでヤバいです。
まとめ
サイクリングで必要になる補給食は、少量でカロリーが高いものが相応しいです。
また、ネットで購入できる商品は基本的に高品質であるため、値段も相応のものが多かったです。
身近にあるスーパーなどで代替品として適当な商品を購入して比較検討してみた結果、ネットで販売されている高品質な商品には及びませんが、代替品となりそうなモノが見つかりました。
長距離を限られた時間内で移動し、持ち物もできるだけ絞る必要のあるサイクリングでは、よりコンパクトでより小さく、より軽く、より便利なものが求められます。
そう考えるとウェハースは軽くて魅力的ですが、吸収し易さや口当たりの良さも無視できないファクターではあるので、「ENERGY エネルギー補給ゼリー」が1袋あたりのカロリーも高くて、ビタミン群も平均的に充実していて妥当なのかもしれません。
そして、よりハードな走り方をするとなるとビタミンB群の多さも重要なファクターとなるので、その時は「VITAMIN ビタミン補給ゼリー」を合わせて補給すると効果的かもしれません。
個人的には「ENERGY エネルギー補給ゼリー」と「VITAMIN ビタミン補給ゼリー」を足して2で割ったものが理想的だと思いますが、当面はイタリアのクッキーかデーツバーもしくは「ENERGY エネルギー補給ゼリー」をメインで使おうと思います。
なお、健康管理の観点から日本の公式な健康の概念を示す考え方や指標に関する詳細が「日本人の食事摂取基準 厚生労働省」にまとめられていますので、参考までにどうぞ。
ロングライドの際は補給食を適時摂取することで急激な低血糖を予防し、安全なライドを楽しむよう心がけましょう。
なお、ロングライドの心の友とも言えるロードアシストですが、自転車保険でロードアシストサービスが付帯されているものをお探しの方は、ロングライドにおすすめの自転車保険【ロードサービス有り】比較4選!を参考にされると良いでしょう。
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