とうとう「中古ドメイン+トレンドブログ」のかつてのビッグキーワードで検索結果の6位に上がりました。これが意味することは何か？私のSEOが凄かったからか？全然違います。当該キーワードがオワコンだから私でさえ上位表示される状況になったのです。もちろん検索はされますが、そんなに流入はないですよ。滞在時間は長いですけど。?
今後、この複合キーワードでトレンドブログの記事に辿り着く人の多くは、まだ信じて疑わない人や、何も知らずこれから新規で参入しようとしている人になるでしょう。
もしも、新規参入を考えていてこの記事に辿り着いたとしたら、あなたはラッキーです。余計な広告を踏むこともなく、なんのリスクも無しに真実だけを知って得をして離脱していってくれれば幸いです。
トレンドブログで新たに稼げる時代は終わった
最近、頻繁にブログオワコンだとかトレンドブログのコンサルが詐欺まがいだとか、勝ち組の悪口っぽい記事ばかり書いている自分が笑えます。
なぜ私がここまでしつこくブログオワコンやトレンドブログのアドセンス狙いを批判的に書き続けるかと言いますと、未だにこの手口のコンサルや情報商材に騙されて新規にブログを立ち上げて収益を上げようとする人が後を絶たないからです。
以前からブログ村のようなキュレーションサイトに登録している人や、それなりにブログ界隈の情報に精通している人ならば知っていることですが、2023年の中期以降3カ月をかけてグーグルはクッキーのサードパーティーでの使用を段階的に終了させることを公表しています。
下記の記事で詳しく公表されていますので、読めばすぐに分かります。
サードパーティ Cookie 廃止に関するタイムラインの変更?
Google、ChromeでのサードパーティーCookie廃止を2023年まで延期
そういう肝心なことを知らない人が情報弱者なのだとすれば、今この段階でトレンドブログで誰でも簡単に月10万などと吹聴する人は情報弱者を食い物にするペテン師だと言えるでしょう。
今、「中古ドメイン+トレンドブログ」の検索結果で10位以内に表示されている人の記事は私の他はみな中古ドメイン推奨派もしくはトレンドブログ推奨派、または両方ミックス推奨派の人が書いた記事です。
しかし、冷静によく考えてみて下さい。確かに中古ドメインのドメインパワーが強いことは事実ですが、中古ドメインを３０万円で購入したとしても上位表示される保証などありませんし、上位表示されたとしてもアドセンスの収入なんてカスみたいなもんですよ。
グーグルもASPもクリック型の報酬単価を軒並み下げている現状では、以前のように1クリック平均10円なんて大嘘ですよ。
私は別のドメインでアドセンス無しで1日平均3000PVのアクセスを見込めるサイトを運営していますが、ASPの広告のクリック率は確かに高いですがコンバージョン率はハナクソ状態で１％未満です。
もちろん、運営の手法や掲載している案件の需要にもよりますが、2022年の今の状況を見て言えることは、日本では今ネットのブログに掲載された広告経由でモノを購入できるほど国民の精神状態にゆとりはありません。
コロナの影響が未知数だから国民は不安定
新型コロナの新種であるオミクロン株が致死率が低くて死の危険と隣り合わせだった第5派までとは違う世の中になりましたが、ワクチンの効果もすでに2回摂取した人でさえ徐々に効力が低下してくる頃です。
そうなると早く３回目を摂取したいという声が強くなることでしょうが、３回目をうったところで新種の株が新たに生まれればまた同じような不安の連鎖が生じ、これはイタチゴッコのような状態であるとも言えます。
ともあれ、感染症による今後の生活不安は否定できない現実であるため、多くの国民は不要な買い物を控えるのです。そしてネットでモノを購入するにしても、運よく広告を踏んでもらえるのは既に上位表示されている先行者のサイトばかりです。
しつこいようですが、これから中古ドメインでトレンドブログを立ち上げて大量アクセスによるアドセンス収入でひと儲けしようなどと思わないで下さい。お金をドブに捨てることになりますよ。
私は嘘つきが嫌いです。本当に儲かる話なら流行ってくれても結構ですが、儲かりもしない嘘の話を持ち掛けて、その相談料や紹介料で自分だけが大儲けしようとしている人達の存在が嫌いです。
検索アルゴリズムなど所詮はプログラム
今のネットを良く見て下さい。検索結果で上位表示されているからと言って本当に役に立つ、自分の琴線に触れる情報を提供できているサイトなどありますか？
たまにヒットすることもあるでしょうが、なぜか10位だったり、9位だったり、下手したら15位だったり。グーグルの検索アルゴリズムなどそんなものです。コンテンツ重視とか言ってますが、それは意味が違います。
重要なコンテンツを書いてあることを評価しているのではなく、あくまでもグーグルのアルゴリズムにとって重要だと評価された、言わば機械的な正解に当てはまった記事が上位に表示される仕組みなのです。
だから私のようなスーパー凡人が書いた記事でさえ、理屈にかなえば上位に表示されることもありますし、それは競合が弱ければなおさらです。
スモールキーワードでさえ検索結果の上位表示を実現したことがないという人は、一度試しに競合の少ない分野で記事を書いてみると良いでしょう。それこそインチキ無しで簡単に上位表示されます。
しかし競合のいない分野では上位表示されても検索需要がそもそも少ないので、検索流入も必然的に少なくなります。
それでも一度でも検索結果の１位に表示される経験をすると、なんとなく上位表示されるためのコツというものがわかってくるものです。
「トレンドブログ楽勝！」は嘘
あと、大切なことなので追記しますが、トレンドブログを書いて上位表示を狙わないほうが良い決定的な理由を最後に伝えておきます。
副業で本業よりも少しでも楽をしてお金を稼ぎたいと考えるのであれば、トレンドアフィリは死に物狂いの無理ゲー状態に陥ること確定だということです。
芸能界や世の中のトレンドを追いはじめるとそれに要する時間は莫大なもので、たとえ今日書いた記事が明日バズッたとしても1カ月後は閑古鳥が鳴いているのが当たり前です。
つまり、毎日トレンドを追い続け毎日トレンド記事を書き続けると、時間も労力もかかるし消耗すること間違いなしで本業どころではなくなるということです。
事実、副業でトレンドブログを書き初めて成功した人よりも、無職の状態でやってみたらうまくいったという人のほうが圧倒的に多いのは、その人に時間があったからです。
これはトレンドブログのコンサルで儲けようと企む人が「1日1時間でも簡単に稼げる！」とか「楽勝！」とか言っている話とは正反対の現実です。
もしも運悪く騙されて足を踏み入れてしまうと30万とか50万とかベラボーなコンサル料を払ったのにほとんど収入が無いという最悪な状況になりかねません。
だいたい変だと思いませんか？本当に高確率で上位表示できて稼げるようになるのであれば、コンサル料なんて出来高払いでもいいはずですよ。
だってほぼ確実に成功するんでしょ！？
だったら稼ぎに応じて払っていったって十分コンサル料を回収できるはずですよ。
契約書だってそういう契約書を交わせばいいだけの話です。
なんの不都合もない合理的な理屈なのにそれをしないのは、しないのではなくてできないからです。
最後に
誤解のないように付け加えておきますが、私はネットの検索結果で上位表示されている人を悪くいっているのではありません。
一時しのぎの方法で上位表示を獲得し、その手法をあたかも不滅の法則であるかのごとく誇大広告のように宣伝し、高額な料金を払わせてコンサルタントをして稼ごうとしている論外な人がいることを知って欲しいだけです。
トレンド記事で上位表示されればアドセンス収入で稼げるのは事実でしょう。今では有料のツールを使用すれば他人のサイトでさえ、どのキーワードで月にどれくらい検索流入があるか調べることなど子供でもできてしまうのですから、サイトの運営状況なんて丸裸にされてしまいます。(プライバシーは保護されているので御安心ください)
だから私のこの記事を載せてあるブログも調べれば検索流入の数やキーワードが簡単に分かりますし、事実ASPによっては審査の際にツールにドメイン名を入力して運営状況を確認しています。
この雑記ブログは３カ月平均で約1万回表示されて、1500回くらいのアクセスがあることがわかるはずです。だから月平気で500くらいしかありません。そしてその大半のアクセスは検索結果で１位の記事が占めています。
100記事近く書いたって、結局検索流入のほとんど、否9割近くを1位の記事だけで獲得しているわけですから、上位表示されることの意義はたしかにありますよね。
最後に、しつこいようですが念を押しておきます。
間違っても30万円とか高額な中古ドメインをお名前ドットコムで購入して新規にトレンドブログで稼ごうなんて考えないで下さい。
もしやるのだとしたら、パチンコに行ってお金をドブに捨てるよりはましだと考えて、勉強するつもりでやってください。
そうすれば、その30万円はドブに捨てたことにはならず、高い勉強代になってくれるでしょう。
参考までに関連記事のリンクを下に貼っておきます。
情報弱者から大金を搾取しようとする貧困ビジネスの輩の手口を詳しく紹介しているので、十分注意してください。
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