昨日ショッキングな外来魚の駆除ニュースを見てしまったので、今、日本でどんな外来魚対策がなされているのか、少しだけ実態を調べてみました。まず、全国知事会なるものが存在し、都道府県ごとに外来種を駆除する取り組みが実施されていることがわかりました。
外来種の駆除の実態
別にブラックバスやブルーギなどの外来種だけにターゲットを絞っているわけではなく、カミツキガメやアロワナのような、とにかく在来種の個体数を減らす可能性のある種を対象にしているようです。
そしてなにより驚いたのが、水産庁がわざわざ御丁寧に外来魚の駆除方法をPDFで公開しているではありませんか!だれでもできる外来魚駆除2
個人的には外来種の駆除には大方賛成ですが、やり方にやや問題があると感じています。
それにしても、と思うのであります。ここまで徹底しているとは。
電気ショックを使用した某河川での実績をはじめ、たくさんの駆除結果を記載していますが、いっしょに殺されたコイやフナなどの魚や水生昆虫たちはどうなるのでしょうか?日本人はいつからこんなに殺生を好む人種に変わってしまったのでしょうか?
外来種の駆除の現場を目撃
今年の春、3月の中旬頃、近所の大型河川の逆ワンドでプリスポーンのバスを狙っていたところ、私より年配のおっちゃんがフナ釣りをしていました。
おっちゃん
このポイントはいいぜ!
この時期、ヘラブナ狙って35を下回ることはないんだ。
私
ヘラで35㎝ってデカイんですか?
おっちゃん
そうだな、まあデカイな。
それとな、そいつらはな、カミツキガメだよ。
だからお仕置きしたんだ。この鎌でシャキーン!とな。
私
それで切ったんですか?
ああ、そうだよ。こうやってぶら下げて、横からこうやってな・・・!
お仕置き釜って呼んでるんだよ。
便利でいいだろう?
私
あなたは罪もない亀たちの命を侮辱した。
最後のへラ釣り、ゆっくりと味わってください!
こういう極端な行為をする人は稀でしょうけど、実際その場に出くわした私はドン引きでした。寒いなんてもんじゃありません。今思えば、なんで怒ってやらなかったんだろうと反省しています。
あれは駆除ではなく虐殺です。しかも同じ釣りを愛する人間がしたことなのです。今日は雷注意報が出ているので釣行をキャンセルした結果、また昨日の続きを書いてしまいました。
いずれ、ちゃんとしたブラックバスの釣行記を書けるよう頑張ります。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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